「FX意識改革」ブログ

 2009年から専業トレーダーになる方法を真面目に解説しています。
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# FX上達のヒント 「欲の強弱の物差し」を身に着けると新たな発見がある

※ドル円の相場解説もこの記事の下にアップしています。

 

たまにトレードに役立つ哲学的思考のコラムを書いています。
哲学は常識を疑う学問で「哲学的思考」をもつことは、相場を見る眼を養うことでもあります。


私自身は現象学というのを学んでいます。

簡単にいうと、現象学というのは、物事をニュートラルに見るという学問です。


人間はエゴで動いていますから、その判断は往々にして偏る傾向にあります。

人は自分にとって気持ち良いと思えることを称賛し美化するものです。

すると、真実は曲げられていくことになるのです。


人の物事の判断にはネガティブとポジティブがあると思いますが、

私は、多数がポジティブに判断していれば、ネガティブ要素を考えてニュートラルに戻し、
また多数がネガティブに判断していれば、ポジティブ要素を考えてニュートラルに戻す・・・
というような思考トレーニングを常に行っています。


それが相場にも生きてくるのです。

 

 

今日はその一環で「物事の基軸を変えると、見える世界が変わる」という話をしましょう。
現在の社会で物事を判断する物差しとして、一番使われているのは「善悪」でしょう。
勤勉、勤労、親切、人助けなどは、善です。一方で怠惰や犯罪などは、悪でしょう。


私たちの社会は、主に善悪の二元論で成り立っています。

多くの人が善に思うか、悪に思うかで、物事を判断し、決断を下しています。

 

しかし、その判断の物差しが変わるとどうなるでしょうか?


たとえば善悪ではなくて、まったく別の「欲」の物差しで物事を判断してみるとどうなるか。

するといままで善だと思っていたことが、ただ欲が強かっただけだということにもなるのです。


例えば政治家をその物差しで見てみましょう。

自分は平和な世の中をつくりたい、誰もが豊かに暮らせるようにしたいと訴える。

そのお題目は立派で善といえば間違いなく善ですが、

欲の物差しで見れば、自分はこうしたいという「欲がとても強い人」でもあるのです。

欲の強さの基準で物事を見直すと、善悪の基準で構築された世界観は吹き飛びます。

願望が強い人は、ただの欲が強い人に成り下がるのです。


私はあやふやな善悪の視点よりも、この欲の物差しで、よく物事を見るようにしています。

いっていることとは別に「この人はずいぶんと欲が強いな」

あるいは「あまり欲がないな」というような感想を持ちます。

 

この欲が強いか弱いかという物差しで、人を見ると気づかされることが多いのです。

さらに「欲の強弱」の物差しに「不満と満足」の物差しを足して見ると視界がクリアになります。

欲がある人間というのは、欲が満たされれば「満足」であるし、満たされなければ「不満」なのです。

世の中で文句を言っている人たちは、つまり自分の思い通りにならないから「不満」なのです。

 

さて、欲の強弱を縦軸として、不満と満足を横軸にすると、こんな図が浮かび上がります。

 


ひとつひとつのカテゴリーについて説明しましょう。


欲が強くて、不満が大きい 「クレーマー」

自分はこうしたい、気持ちよくなりたいという欲が強いから、
自分の思い通りにならないと文句をいいます。

停滞している政治に対しての批判、活躍しないアスリートに対しての批判、

いまひとつな商品に対しての批判、スキャンダルを起こすアイドルに対しての批判・・・

みな、それに対したときに自分が気持ちよくなれていないから、

不満なわけで、批判が大きくなるのです。

根っこには「自分が気持ちよくなりたい」という大きな欲があります。

その不満を他人に解決してもらおうという依存心が高いとクレーマーになります。
人を頼らず自分で解決しようと考えればこのカテゴリーからは脱却できるでしょう。

 

欲が弱くて、不満は大きい 「諦める」

物事が自分の思い通りにならないという不満は大きいのですが、

欲が弱くなってくると、情熱は醒めて物事を諦めるようになります。
どうせなるようにしかならないからと、諦める。だから声を大にして不満を伝えることもしない。

「どうせ投票したって何も変わらないから諦める、投票にいかない」
「結婚したいけどモテないしお金がないから、諦めている」

こうした閉塞感が今の世の中には蔓延していると思います。

 

欲が強くて、満足している「成功者」

イメージとしては成功している起業家です。
自分がこうしたいという欲が強く、
その欲を叶えるために自分で努力して成功している人です。
自分がやりたいことを実現できている。自己実現と自己満足。

多くの人が憧れているカテゴリーでしょう。

しかし、このカテゴリーに入るには素質がいります。

 

欲が弱くて、満足している「悟り」

自分はこうしたいという欲が少なく、今の生活には満足している。
いわゆる草食人間や、断捨離のイメージです。「悟り世代」という言葉もあるようですが、

それはどちらかというと「諦める」ほうであると思います。

左の「諦める」との違いは、たとえば諦観者はいろいろと欲しいものがあるのに、

お金がないから買えないと不満に思っているのに対し、
悟り者は、とくに欲しいものはなくて、今あるもので十分満足しているといったイメージです。

 

この基軸で社会を見渡すと、

クレーマーが45%、諦観者が45%、五分五分の多数派だと思います。
そして、成功者が1%、悟り者が9%といったところで少数派でしょう。


この世界観においては、成功者や悟り者にならなければ幸福とはいえません。
不満側は不幸であり、満足側は幸福です。

元々欲の強いクレーマーはがんばれば、成功者になり得ます。
諦観者は、不満に感じていることを満足に思えるかどうかで、悟り者になり得るでしょう。

 

 

さて、この図式はトレーダーにも当てはまるのです。


トレードの世界も同じです。

 

「買ったのに下がる!」と相場に文句を言っているクレーマーがほとんどなのですね。
それは欲が強いからです。

自分がこうしたいという欲があっても、相場はその欲望を叶えてくれません。

 

特に相場でのクレームは、余裕がなくなってくるために人間の欲がストレートに出てきます。

自己を正当化するために他者を攻撃する揚げ足取りのいちゃもんが増えてきます。

業者のせいであるとか、相場がおかしいとか、稚拙な反論をやりはじめます。

そうなったときは、自分の欲の強さを自覚して反省すべきでしょう。

 

一方でまた「どうせ買っても下がるんだろう?」と諦めている人も多いでしょう。
これは敗北が続くと厭世的な気分になるのは当然です。

クレーマーが疲れ果てると、言っても無駄だという諦観者になるのです。
そして、このカテゴリーにくると次はもうFXをやるのを止めます。
やがて疲れ果てて退場していくことになります


成功者は、まさに真のトレーダー、カリスマトレーダーといえますが、
強い欲をもっている人は、破綻のリスクは大きいのです。

金を手に入れても、もっと欲しくなってきてどこかで大きな失敗をしやすい。
FXでいうと10万そこいらの儲けでは満足できずに、月収何百万何千万を実現しようと考える。
満足が出来ているのは、今だけかもしれず、それを長期的に保持することは至難の業です。


悟り者は、ほどほどの稼ぎで満足できる人たちです。
月にFXで10万も勝てればまずまずだと思い、負ける月もあって当然だろうと考えている。
そして、負けたとしても「負けるときはこんなもんだ」とサバサバしている。

クレーマーや諦観者との違いは、素人か熟練者かということです。
悟り者はトレードに対してそれなりの技術に裏打ちされた自信があり、
成功者ほど欲が強くなく過信はしていないということです。

 

収支の内訳のイメージとしては、

クレーマーは、ハイレバレッジでリベンジトレードを繰り返してとんでもない大損をします。
諦観者は、放置をしやすく損切ができなくなって、大きな損を抱えます。
ただ、クレーマーより損失は少ないでしょう。
成功者は、一番稼ぎが大きくなりますが、潜むリスクも大です。
悟り者は、ほどほどの稼ぎとなりますが、潜むリスクは少なくなります。

才能のないものは、悟り者を目指すべきでしょう。
もちろん私も悟り者でありたいと考えているのです。


長々と話ましたが、このような哲学的な思考で相場を見ることは大事です。
そしてこれは一例に過ぎません。

 

みなさんも自分なりの哲学を持って、その哲学を相場に当てはめてください。
相場は欲望の渦なので、自分自身の考えを持たないと、どんどんやることがブレてきます。
それを防ぐためにも自分なりの考え方というのが軸として必要なのです。

 

 

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| - | - | 03:35 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 人間は常に耳障りの良いことを信じようとする

 

先週からプライベートな理由で、トレードはお休みしておりました。
ブログの記事更新を楽しみにしていた方はすいません。

 

また、アドバンスドホーミングFXの特典動画が

先週から通信障害でダウンロードできなくなっていたようで、
1週間前にご購入された方は申し訳ございません。ご心配をおかけしました。
下の記事にダウンロード方法が記載されているので、

遅ればせながらお受取りご参考にしてください。

 

 

 

プライベートな理由というのは、親類が病気になりまして、それでちょっと大変だったのです。

 

その経験で、私も気づき、大いに反省させられる点があったので、
自分への戒めとして、少し書きたいと思います。


自分や近しい人が大病すると、今はみなさんネットでその病気を調べると思います。
例えば、癌なら、癌を真剣に調べるわけですね。
当然ながら、検索すればたくさんの記事がネット上にあります。


人間とても怖いもので、そうした記事を調べていくときに、心に大きな変化が訪れます。

それは自分にとって「耳障りの良いものしか信じない」という悪魔的な変化です。

 

 

たとえば、自分にとってネガティブな情報であれば、それを信じようとしません。
目をつぶり、耳をふさぐわけです。

 

癌の余命が何年だとか、この癌の予後は悪いとか、まず治らないとか・・・
そういう記事はすぐに見るのを止めるでしょう。

 

こんなどこの馬の骨が書いたかわからないネットの記事は間違っている、
信ぴょう性はまったくないと判断するはずです。


一方で、この癌にかかっても治る見込みはあるとか、
実際に治った人の体験談とか、癌は放置しても大丈夫だといったような、

自分にとってポジティブな耳障りの良い記事ばかりを信じるようになります。
それは同じ怪しい記事であるのに、前者と比べてすっと信じるようになるのです。

 

 


現実を直視しなくなる原因は、自分の欲です。
自分がこうしたい、こうありたいという願望、欲の眼鏡が、現実を曲げるのです。

 

自分の願望に沿ったことを言う人や、記事は信じやすい。

その逆は信じにくいということです。


私は長年のトレードでその心理現象については痛いほど熟知していて、
以下のような記事をいくつも書いているわけですが、

 

 欲の眼鏡について
 http://blog.homing-fx.com/?eid=1520696

 

その私でさえも、今回の件では甘美な話に心が揺さぶられるのを体験しました。
ネガティブな話は信じない、ポジティブな話を信じようと心が動くわけです。

 

 

トレードでも、耳障りの良いことしか信じようとしないのは、人間の本能です。
買ったポジションがどんどん下がるのに、あの人が言っているから、

ファンダメンタル的に間違いないから、すぐに上がるだろうと思うのは、

すべて「儲けたい」という甘美な願望が原因です。

 

データを見て判断すれば間違いない?

いいえ、そのデータが公正で間違いないものだとしても、

そのデータの取捨選択をするのは人間です。

データの良い部分を信じ、悪い部分は目をつぶる。

会社の業績を見る株のトレーダーは、本当にその会社のデータを公平に見られているのか?

甚だ疑問です。

 

 

トレード以外でも、すべて同じです。

 

政治家の甘美な政権公約を信じ(実現できるかどうかわからないのに)
アスリートの活躍を報じるメディアの美談を信じ(本当はどんな人かわからないのに)
会社では耳障りの良いことを言ってくれる人を信じ(正しいかどうかはわからないのに)

自分にとって気持ち良いことを信じてしまい、現実を直視しない。

それこそが人間の本当の病なのでしょう。

 

だからこそ、物事をニュートラルに見なければならない。

その場の意見が片方に傾いていたら、反対の意見をあえてぶつけてみる。

そうした不断の努力がないと、欲の眼鏡で事実はたちまち曲がっていく。

 

よく言われることですが常に、最悪を想定して動かなければならない。

病気なら、最悪の死を想定し、非常に難しいことではありますがそれを受け入れた上で、

考えていかないと治療法を見誤ることにもなるのです。

 

それを今回の経験を通じて再び気づかされました。

 

 

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| - | - | 12:52 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 生理的に守るのが嫌なルールを守るためにはどうすればいいか?

トレードで勝つには、やりたくないことがありますね。

具体的には損切でしょう。

 

損切は生理的に守るのが嫌なルールです。ですから大勢の方は損切ができません。

故に勝てません。

 

プロは嫌な損切をやることができます。

故に勝てるのです。

 

ではなぜ、プロは損切ができるのでしょうか?

 

 

その説明をするには、人間とは何を求めて動くのか?

その動機はなんなのか?といったそもそもの原点から話す必要があります。

 

人間の行動原理とはなにか?  

 

それは、エゴ=欲望なのです。

 

平たくいえばみんな自分が「気持ちよくなりたい」が為に行動をしているのです。
 

 

ただ、「気持ちよくなりたい」には、いくつかのタイプはあるでしょう。

 

単純なところでは、食欲、睡眠欲、性欲、などは原始的な気持ちよさのために突き動かされます。

美味しいものを食べたい飲みたい。疲れたら寝たい。

気持ちよくなりたいが為にそれを欲する。

 

この原始的な欲求は、誰の目にも良く見えるから、

度が過ぎれば、道徳的に醜い欲求とされています。

キリスト教は七つの大罪として戒めていますね。

 

その原始的な欲求に資本主義が絡んでくると少し複雑になり、

「気持ちよくなりたい」原理にお金や名誉が結びついてきます。

 

嫌な仕事をするのは、なんででしょう?

それは、お金が欲しいからです。

お金で欲望が満たされるのだからこそ、嫌な仕事をやるのです。

 

仕事を頑張ればお金が手に入り、出世の名誉も得られます。

名誉を欲するのも、皆に認められていい気分になりたいからです。

 

この金欲や出世欲も、度が過ぎるとやはり醜いものとなり、

周りから拝金主義者と蔑まれることになります。

仏教でも、財欲・色欲・飲食欲・名誉欲・睡眠欲の五つの欲望は戒められています。

 

 

このように「欲」が強く出ると周りに叩かれる。

でも「気持ちよくなりたい」という原始的な欲求は決して消えやしない。

かといって、それをストレートに戒めるのは気持ち悪い。

 

するとさらに高度な欲の解消方法が生まれます。

 

それは「気持ちよくなりたい」という欲求を

他のモノに転嫁させたり、倒錯させてしまえばいいのです。

 

五欲を封じ込み厳しい修行に精を出す修行僧は無欲でしょうか?

 

いいえ、節制することで精神的な高みに行けて、

気持ちよくなれると思うからこそやっているのです。

 

ボランティアをやる人は無欲でしょうか?

 

いいえ、他人を助けることで自分が気持ちよくなれるのが最大の報酬なのです。

他人を助けたことで気分がスッキリするし、皆に認められるからこそやるのです。

 

ダイエットをする人は無欲でしょうか?

 

いいえ、同じく節制によって美しい体を手に入れて気持ちよくなりたいためにやるのです。

美しい体を手に入れれば健康になれて気持ちいいし、皆に一目置かれるからやるのです。

 

 

これらはある意味、代替的、倒錯的な欲求対処法です。

 

目の前のダイエットは明らかに気持ちよくないものですが、

裏にやはり「気持ちよくなりたい」というキーワードが潜んでいます。

 

人間はマゾのように倒錯することでも気持ち良さを得ることができるし、

別の高尚なモノに代替することで己の欲を発散することができるのです。

 

しかし、いずれにしろ人間は自分が気持ちよくなるために、

自分はこうしたいという「欲望」で動いているのです。

 

人間の言葉では「信念」と「欲望」は違うものだと認識されていますが、

哲学的には「信念」と「欲望」は同義です。どちらもただのエゴです。

そんなものを区別しない宇宙人から見たら、

すべての人間は単純なエゴで動いているのです。

 

試しに自分が一日にどんな行動をしたかをまとめて、

その動機を考えてみるといいでしょう。

 

寝ることは? 歯を磨くことは? 仕事することは? ランチをするのは?

同僚と雑談するのは? ネットを見るのは? テレビを見るのは?

本を読むのは? ギャンブルをするのは? スポーツをするのは? 

子供と遊ぶのは? 子供に言い聞かせるのは? 薬を飲むのは? 

旅行をするのは? 神社にお参りするのは? 公園を散歩するのは?

 

そのリストには徹頭徹尾、己が気持ちよくなりたいがための行動が並んでいるはずです。

それが食欲や娯楽欲のようにストレートに出ているものもあれば、

厳しい仕事の裏に欲が隠されているものもあるし、

世のため人の為といった大義名分に隠れているものもあるし、

ダイエットのように倒錯しているものもあるでしょう。

 

しかし、全部の行動の動機の根底には

最終的に「自分が気持ちよくなりたい」という単純な欲望が結びついているはずです。

 

 

そして、人間は自分が気持ちよくなれれば「満足」し、

気持ちよくなれなければたちまち「不満」になります。

 

誰だって食べられないとイライラして不満を言い始めます。

なんで食べ物がないんだと文句を言う。次に八つ当たりを始めます。

 

家族が面倒をみてくれないからとか、

あるいは自治体の流通がおかしいからとか御託を並べるでしょう。

それはストレートに「腹が減った!」というのは周りから馬鹿に思われるし叩かれるから、

社会が悪いといった高尚な言い回しになるのです。

 

逆に自分が満足すれば、ケロリとしてなにもいわなくなるか、

あるいは大げさに感謝をするものです。

食べログやアマゾンのレビューを見ていてもそう思いませんか?

自分が満足できたら絶賛、自分が不満なら大叩きするものでしょう。

 

単純な話をしましたが、人間の世に起こるいざこざは、全部己の欲が元です。

 

自分の心が気持ちよくなれていないから、不満をぶつけて周りと争う。

自分の心が気持ちよくなれるまで、心体の不満を解消するまで、

その欲望を元にした戦いは永遠に続くのです。

 

 

 

さて、トレードに勝つには、人間特有のエゴイズムの鉄則を知ることです。

 

金欲を持つ人が集まってくるのが相場です。しかし、同じく自分にも金欲がある。

平たくいえば誰もが相場では、お金を得て望みを叶えて気持ちよくなりたいと思っている。

 

そうでしょう?

 

そういった強欲な人たちとのバトルロイヤルに勝ち抜ぬいていくにはどうすればいいか?

ストレートに欲を丸だししていては、相場の人に馬鹿にされます。カモになります。

 

そこはやはり、スマートにやらなければなりません。

 

具体的にはダイエットする人のように、動機を倒錯させていかなければなりません。

なぜなら、トレードで勝つには生理的にキモチワルイルールを守らなければならないのですから。

その代表格がリスク管理や損切でしょう。

 

誰だって損をすることはやりたくはありませんが、

しかし、それをやる理由をムリヤリ動機づけしなければ勝てないのです。

 

つまり、損切をすることが、とってもキモチいい報酬と

つながっていることを連想しなければならない。

 

ダイエットのように厳しい節制の見返りとして美しい体が手に入る。

己の欲望を倒錯・転嫁させて気持ち悪いことを行い目的を果たす。

こうやって「エゴ=欲望」の進む方向をコントロールさせることが必要なのです。

 

トレードも気持ち悪いリスク管理を守れば、気持ち良く稼げるようになってきます。

そう考えてダイエットと同じように己の欲望を倒錯させて、ルールを守っていくしかないのです。

 

 

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| - | - | 13:02 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 常にプロは生意気な「新人」を冷ややかな眼で見ている

4月、会社では新入社員が入ってきます。

何十年もいる上司から見れば、

新人の発言が生意気に聞こえることもあるでしょう。


新人が、
「こういう商品を売りたい、こういうビジネスを始めればいいんじゃないか?」

 

といきなり生意気な提案をすれば、

 

上司は「まだ何にもわかっていないひよっこが何を言ってるんだ」とあきれるはずです。

上司はこの道何十年のベテランなのだから、新人が言うことの「甘さ」が良く分かるはずです。

 

それは別に若い人に限ったことではありません。

定年退職した人が、退職金をつぎ込み、飲食店を初めてあっという間につぶれる。
・・・なんて話もごまんとあるのです。

 

飲食店を何十年やってきたこの道のプロは、

 

「あんな立地であんな店構えで、借金してまであんな商売をするなんて馬鹿だなぁ」

 

とあきれているはずです。

現代は思い付きの素人商売が通用するほど甘い世界ではないのですから。

 


私が何をいいたいかというと、

 

年齢に限らず「素人はいつでも危なっかしい」ということです。

 

素人は言うことはとても大層なのですが、
残念ながら経験がないので実際にやることのレベルが低いのです。


「自分はこういうことに熱意があり、こういう店を開きたいんです!」

 

はい、その夢や理想は立派です。

 

しかし、実際にオープンしたら、誰も客がこない。

それは口でいうほどの、クオリティの高いものが作れていないから。
そして、そんな状態が3か月も続ければ、やる気がなくなるでしょう。


それを傍から見ていたプロの経営者たちは

 

「あんな大口叩いていたのに、もうやめるのか?
これだから素人の話(夢)を真面目に聞くのは時間の無駄なんだよ」と思うでしょう。

 

さらに彼らからの信用を失うことになります。

 

 

成功できる人は、ここで「根性」があるかどうか?

 

失敗を何度してもあきらめない。苦しいときもひたすら耐える。

失敗するたびに、自分の浅い考えを恥じながら、
だんだんと経験を積んで成長して一人前になるのです。

 

そして、経験を積み一人前になったときに、はじめて周りの世界が良く見えるようになります。

すると、過去の自分と同じように、生意気なことをいっている新人が眼につくはずです。

そしてなんだかイライラしてしまう。

それは過去の浅はかな自分を見ているからにほかなりません。


彼らに老婆心を出して忠告しても、その忠告はきっと届かないでしょう。

「たいして成功できなかったロートル風情がなにをいっているんだ」

と思うからです。そう、かつての自分もそう思っていたように。

 

だから、たいていの玄人は何の忠告もしません

「ま、せいぜいがんばんなよ」と告げるだけです。
それは、これから自分と同じようにこれからたくさん苦労して、

たくさん痛い目を見なさいという意味です。それが生意気の対価なのです。


もし、あなたのことを忠告してくれる、ウルサイ人がいるのなら、
その人のいうことを一度よく聞いてみたほうがいいでしょう。

 

「そんなこと(商売や勉強)やったって無駄だよ!」

 

と頭ごなしに人にいわれるとむかつくでしょう?
一体自分の何をわかっていってるんだと思うでしょう?

 

そんなこというやつは無視して、自分のやりたいことをやればいい!
と、ホリエモンみたいな人たちはいいますね。

 

まあそれも一理あります。ですが、それは一部の成功者たちのやり方です。

そういうむかつくことをいう人に出会ったら、こう考えてみてください。

 

忠告してくれる玄人は、経験を積んだ未来の自分なんだ、と。

 

なら、その人たちから学べるものを吸収したほうが、
手っ取り早く経験を積めるというものでしょう。

 


さて、トレードの話です。

新人トレーダーもすべからず「危なっかしい」ものです。

 

彼らはみな大言壮語をして、
なんだか年収ン千万、はたまたン億を稼ごうとしている。

 

それを傍目で見ている玄人たちは「青いなあ」とあきれていると同時に、
過去の自分の姿を見ているようで、イライラすることでしょう。

 

「そんなトレードやっていたら痛い目みるよ」と

 

彼らに忠告したところで、過去の生意気な自分と同様に、何も届かないだろう。
だから、実際に痛い目を見て、苦労すればいいさと思っています。

 

そう思ってくれるのは、まだ優しい玄人たちで、
たいていの玄人たちは、青いままで相場にずっといて欲しいと考えています。

 

彼らのお金が、自分たちに流れてくるからです。
自分たちの種銭になるのが常に甘い考えを持っている新人たちだからです。

 

だから、玄人はだんまりしながら、新人たちには何の忠告もせずに、
派手なトレードをしている彼らを傍目に見ながら、地味な勝ちを今日も積み重ねています。

 


そんなしたたかな玄人に今から追い付くにはどうしたらいいか?

 

それは、大言壮語はやめて、大きな夢は持たず、

地に足のついたところから、自分の実力にあったところからスタートする、
それを玄人たちが「こいつ根性あるな」と認めてくれるまで、

地道に、長く、粘り強く続けていくことです。

 

具体的にはデモトレードを粘り強くやるということです。

 

トレードのスキルを身に着けるには、
「根性」はもちろん必要ですが、「お金」もたくさん必要になります。

 

実際の新人トレーダーたちは、すぐに大負けしてしまい、
お金が続かなくなり、トレードから離れていくのがほとんどです。

まるで、退職金を突っ込んで商売を始めて失敗してしまう人のように、
経験を積む前にお金がなくなってしまうのです。


新人が、たった一回のチャンスで、いきなり成功するわけがありません。
何度も何度も失敗をして、痛い目をみなければなりません。

 

ですが、トレードで何度も何度も失敗したら、すぐにお金がなくなってしまいます。

 

ですが、トレードは、ビジネスと違って、

実際にチャレンジする前に結果を知ることができるのです。

 

そう、勝てるようになるまでデモトレードでシミュレーションができるのです。

 

デモトレードを続けて、経験値を稼ぐ。まずそこで努力して玄人に追い付く。

相場にデビューするときは、新人でなく、玄人に近い状態からスタートする。


決して本番の相場では「新人」ではあってはならない。
自分の甘い考えをすべてなくした状態になってから、相場に入りましょう。

 

 

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| - | - | 13:47 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 「必勝本」を読めば勝てるようになるの???

私が書いたインフォカートで販売している「アドバンスド・ホーミングFX」という教材について

「本当にこれを読めば勝てるのでしょうか?」

という質問がたまに来るので、そのような方のためにこの記事を残しておきます。

 

のっけから話が飛びますけれども、

ドラクエなどのテレビゲームには「経験値」という概念がありますよね。
経験値が一定値溜まると、レベルアップをして強くなる
新しい技や魔法を覚えて強くなる、というものです。

 

この仕組みを考えたのは誰だかわかりませんが、よくできていると思います。
実際、人間の成長の仕組みもこれと同じです。

 

たとえば、野球のバッティングの技術を身に着けるとします。
経験値100万で試合でそれなりのバッティングができるようになるものとしましょう。


素振り一回で、たまる経験値は1ポイント以下でしょう。
素振りをしているうちに、たまに良いスイングができたときは10ポイント溜まります。
しかし、素振りだけだと経験値はあまり溜まりません。
素振りは必要なことではあるのですが、効率はとても悪いです。

無料でできるのはいいところですが。


というわけで自己流では効率が悪いから、次はどうするかというと本を読むでしょう。
プロが書いた教本を読めば、経験値は1000ポイント上昇します。


そこには自分が知らないノウハウやコツが書いてあるから参考になります。
たまにわかりやすい動画解説がついていて、
1冊で1万ポイント以上の経験値を得られる良書も存在します。
本は経験値の増加が大きいので、それなりの値段はします。
良書はプレミアがついてしかるべきでしょう。


プロのコーチに教えてもらえれば、本以上の効果があるでしょう。
経験値は1万ポイントは上昇します。

たまに名コーチなる者がいて、そういう人に教えてもらえれば、
一気に10万ポイントを得られるでしょう。
当然ながらコーチに教えてもらえるほうが値段は高いです。
それが名コーチともなれば、1時間1万円くらいの授業料は必要です。


このような経験値の蓄積を常に行うことで、少しづつ成長して技術が身に付くわけです。

お金をかければ、それだけ蓄積は早くなります。

それは自己投資のようなもので、決して損をしているわけではありません。

 

レベルアップするまではいまひとつ成長しているという実感がわかないかもしれませんが、

レベルアップする瞬間って、私はテレビゲームと同じだと思います。

経験値が蓄積してくると、ある日「ピン!」ときて、レベルアップのファンファーレが鳴り響き、

突然技術が身に付くものなのです。

そのピンときたときに「コツをつかんだ」「技術を身に着けた」と言えるのです。

 

 

私が作った教材も、上記の教本と同様の効果があります。
あなたのトレードの成長を促進させるものです。

 

ところが、私があまり予期していないことではあったのですが、
教材が売れるにしたがって「必勝本」のようなイメージがついてしまいました。


「私の教材を読めば勝てる」
「そこには勝つ方法が書いてあって、それを実践すればお金が増える」
「もう老後の心配はなくなる」

 

こんなイメージです。
まあ、すべてが間違いではないのですが、極端すぎ、短絡的すぎます。

 

教材は上記のようにあなたのトレードの経験値を増やす役割は間違いなくありますが、
これを読んだり動画を見たりするだけで、突然勝てるようになるものではありません。
いわゆる万能な「聖杯」ではないのです。

 

おそらくそう勘違いしている人は、私の教材=100万ポイントの経験値がある。
これを読んだだけであっという間に勝てるようになる・・・と思っているでしょう。


なぜ、そう思ってしまうのかは、こちらの過去のメルマガ記事をご覧ください。

http://blog.homing-fx.com/?eid=1520648


つまり、己の欲が原因なんです。

 

強い欲のある人が買い求めたら、それは詐欺に思うかもしれません。
残念ながら、そんな即効性はありません。

実際に読んだだけで勝てるようになるわけではないのですから。

 

レターには「純粋な参考書」だとはしっかりと書いてはいるのですが、
アドバンスドホーミングFXについては、

一部のアフィリエイタ―が煽り過ぎている面があるかもしれません。
私はアフィリエイターさんの記事を全部読んではいないのでわかりませんが、
誇大広告のような宣伝をしている場合は、インフォカートへ通告してください。

 

必勝本と思って購入してしまうと、

当然ながら、すぐに勝てないのでガッカリして、詐欺だと思う場合もあるでしょう。

それは仕方ありません。そういう本ではないので。

もし、そのように感じたら机の中にしまって1年後じっくりと読み直して頂きたいと思います。

 

私の教材はたとえると乳酸菌のようなもので毎日飲んでいれば体は良くなりますが、
すぐに健康体になるような特効薬ではないのです。

 

もし、そんな特効薬があるとしたら、私は1000万円でも安いと思います。

今日、役に立つかわからない大学いくだけでもン百万かかるわけですからね。
それを読むだけで今後お金の心配がなくなるのだとしたら、1000万でもめちゃくちゃ安いでしょう。
そんな特効薬があったとしたら、それが数万で手に入るのはおかしなことです。


残念ながら、私の書いた教本はそういうものではないですが、
価格相応、それ以上のノウハウは詰め込んでいる、ということです。

 

これを参考に練習していただければ、「ピン!」とくることがたくさんあるでしょう。
それは経験値100万を上昇させるほどのものではありませんが、
数万くらいはあるものだと思っています。

 

そのあたりご納得の上、ご参考にしてくだされば幸いです。

 

 

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| - | - | 12:09 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 成功する人は皆そのジャンルに必要な「本質」を備えている

 

小学生の頃、クラスに一人は運動神経が良い子が一人はいたでしょう。
その子は、体操、サッカー、水泳、ドッジボール、野球、縄跳び・・・
何をやらせても上手かったはずです。

その子がサッカー部で上手かったのならば、それは元々の身体能力があるから、
水泳部に転部したとしても、すぐに泳ぎが上手くなるはずです。


似たように、プロの画家がいるとします。
構図を考えて絵を描くという才能を持っているのならば、
その人は他のジャンルでも活躍できるはずです。

例えばカメラをやったことがなくても、元々構図を考える能力はずば抜けたものがあるのだから、
カメラの操作に長けたマニアなんかよりも、すぐに良い作品を撮れるようになるでしょう。


また、話は変わりますが、

資本主義の世でうまくのし上がれない人は、こんなことを考えるかもしれません。

「いまは勝ち組と負け組がハッキリしていて、負け組が勝ち組を追い越すことはもう無理だ。
一旦、財産や地位をリセットして、全員ゼロからよーいどん!で公平にやりなおそうじゃないか!」

 

と。で、実際に天変地異が起こって本当に勝ち組の地位や財産がゼロになったとしましょう。

それでも、勝ち組になっていた人は、もともと商売の才などの錬金術に長けているのだから、
また、すぐに財産を為すことができるはずです。
よーいどん!の時点では同じでも、走るにしたがって差がどんどん開いていくはずです。


この3つの成功例にどれも共通することは、

必要な「本質」が備わっているかどうかということです。


「運動能力」という本質がそなわっていれば、どんなスポーツをやっても活躍ができます。


「芸術」という本質が備わっていれば、絵画がカメラになったりと
芸術表現のジャンルが変わったとしても、活躍ができるはずです。


「商売の才能」という本質が備わっていれば、
商売のジャンルが変わったとしても、やはり成功する可能性が高いはずです。

 

私がいいたいことは、


そのジャンルについての知識やテクニック < そのジャンルに必要な本質


であるということです。


多くの人は、この図式が逆だと勘違いをしています。

たとえば、サッカーなら、サッカーのテクニックを磨くことが大事と思っているかもしれませんが、
そんなことは本質の前ではとても小さなことにすぎません。

 

サッカーのうんちくやテクニックに詳しい人よりも、
身体能力がめちゃくちゃ高い人のほうが、絶対的に優位だということです。

カメラ機材のうんちくが詳しい人よりも

芸術能力が高い人のほうが、優れた作品を撮るでしょう。

 

つまり、ここでいう「本質」とは「才能」のことでもあります。

 


さて、トレードの場合はどうか?


トレーダーとして成功するために、必要な本質=才能とは一体何か?

みなさん、よく考えてください。

 

ひとつの答えとしては「欲望の制御」ができる人は、勝てるトレーダーになり得るでしょう。


前回、プロの酒飲みの話をしましたね。

お酒という魅力があるものを前にしても、自制して自分のペースで飲める人というのは、
トレードでも成功しやすいと思います。

 

酒と同じように蠱惑的なギャンブルを「嗜める人」は、
トレードもそこそこやれるでしょう。

ギャンブルで、負けてもあとくされがない、勝ってもたいして喜ばない。

限度を超えてのめり込まない。決めた金額、決めた時間だけ遊べる。
そんな自制が出来ている人は、トレードで勝つための本質を備えています。

 

反対にギャンブルで負けたら悔しくなる、勝ったら大喜びする。

こういう熱くなるタイプは、どんなギャンブルでも負ける本質を備えてるということです。
当然、トレードをやっても負けてしまうはずです。


ただし、その本質というのは、才能のように先天的に持っている人もいますが、
後天的に経験で身に着けることは十分に可能だと私は思います。

 

現に私はそうでした。

私は元々ギャンブルやトレードで負けるとかなり熱くなるタイプだったのですが、
勝ち負けを何百回、何千回と繰り返していくうちに、
いちいち勝った負けたで一喜一憂するのが馬鹿馬鹿しくなり、
やがて勝っても負けても大喜びしたり激怒したりはなくなってきました。

平たく言えば欲が醒めてきたのですね。

皮肉なことにその時「欲望の制御」という本質を後天的に身につけられたのです。
まあ、そうなるまでに長い年月はかかりましたけれども・・・


さて、「欲望の制御」という本質を身に着けることができた私は、
今は別のことを考えるようになりました。

 

「欲望の制御」ができれば、それが必要な他の分野においても活躍できるのではないかと・・・
「運動能力」がある人が、それを必要とする他のスポーツでも活躍できるのと同じように。

 

トレードにおける「欲望の制御」とは、掘り下げると「お金に酔わない」ということです。
「お金に酔わない」能力があるなら、それが必要な別ジャンルにいっても活躍ができるはずです。


トレーダーとしてまあまあ勝てるようになったのならば、

それは「必要な本質」を身に着けたということです。
同時に、それは何かに転用することができる才能でもあるのです。
ぜひ、自分の人生をより豊かにするものにその才能を使うことを考えてみてください。

 


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| - | - | 02:31 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 上品な酒飲みと上品なトレーダーの共通項

 

この前友人に誘われてパーティーに行きました。

その友人の交友関係には水商売が多く、
バーの経営者やそこに飲みにくる客が中心でした。

 

あまり私は飲まないので、こういうタイプの方々とは無縁だったのですが、
彼らは皆気さくで、ノリがよく、気持ちのよい人ばかりでした。

 

そのパーティーは盛り上がり、このまま深夜まで続くと思われたのですが、
始まって1時間くらいすると、さっきまでハイテンションで飲んでいた人が、

 

「じゃあ今日はこれから用事があるからこのへんで」
「それじゃあ、またね!」

 

と、さっと冷静になって、突然スパッと切り上げて帰るのです。

その変わり身のギャップにはちょっと驚きました。

 

私はどことなく飲み足りなく、もっと飲みたいと思っていたのですが、
その時ハッとしたのですね。

 

 

パーティーに来ている方々はもともとの商売柄、飲みなれている人ばかりでした。

 

明らかに「酒は飲むけれど呑まれないタイプ」

いわばプロの酒飲みです。

だから、決して酒におぼれない。

 

用事があるなら、酒よりもそちらを優先して、いつでも飲むのを切り上げることができるのです。

 

反対に私は、いままで酒に呑まれるタイプの人を多く見てきました。

彼らは皆呑んでいる間に気分がよくなり、まあいいかと自制が効かなくなって、
ちょっと一杯のところを二杯三杯と呑んでしまう。

 

友達と話していたら楽しくなってきて、
終電ギリギリになってしまったり、もういいかとオールナイトで呑んでしまう。
いつまでもダラダラと呑んでしまうのです。そういう経験は誰にでもあることでしょう。

 

 

・・・この話、トレードで勝つための心構えと似たものがあると思いませんか?


FXは24時間いつでもトレードができます。

 

24時間空いている居酒屋のようなものです。

そこにいる間は、興奮して楽しい思いができます。

 

そこにいるたいていの客は、

勝ったら勝ったでやめられない。さらなる興奮を求めてしまう。
負けたら負けたでやめられない。熱くなって続けてしまう。

 

こういうタイプは、つまり酒場で呑み潰れるタイプでしょう。
まるで新歓コンパで呑み潰れて記憶を失う学生のようです。


反対にプロのトレーダーは、例えるなら酒を飲むのが上手いタイプです。


さっと市場に入って、勝っても負けても、ほどほどで切り上げられる。
それは酔わない程度に飲み楽しく談笑して、時間がきたら切り上げられる上品な飲み手です。
潰れるまで飲むコドモとは違った、自制が効いたオトナの飲み方ができる人でしょう。

 

市場とは酒場のようなものかもしれません。

 

そこにいる間はお酒が振る舞われて自制心が薄れます。

だから上品な嗜み方を身につけないと、気持ちよくなりたいという欲におぼれて、

ダラダラとトレードをするようになるでしょう。
そうなると酒場で酔っぱらって寝ている客と同じなのです。

 

「酒を飲んでも呑まれるな」

 

トレードも酒と同様、自制心を持っていなければなりません。

それが備わっているかどうかは、トレードで勝つために大きなウェイトを占めます。

トレードテクニックとか投資の知識とか、そんなことよりもよほど大事なことなのです。

 


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| - | - | 14:17 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 怒らないでトレードするための秘訣

これはトレード中に損切などで怒ることが多くて、
冷静なトレードが続けられない方へのアドバイスです。

 

まず、大前提として。

人間は、なにかができると嬉しくなり、反対になにかができないと怒ります。


「できる!できた!」→楽しい、うれしい、上機嫌

「できない!うまくいかない!」→腹立たしい、くやしい、頭にくる

このような単純なアクションを見せます。

 

一番わかりやすいのは、自分の体でしょう。

 

自分の体は頭で考えたように自由に動きます。
動かせること、それができることが当たり前です。
しかし、いずれ動かなくなる時が来ます。

 

病気やケガをした人は不機嫌にならざるをえません。
いままで自分の思い通りに体を動かすことができていたのに、
病気やケガでそれができなくなったら、腹立たしくなるものです。

病人が怒りっぽく不機嫌に見えるのは、誰かに対して怒っているわけではなく、
うまく動かない自分の体に怒っている、不甲斐ない自分に対して怒っているのですね。


人間は、自分の体を操るように、頭の中ではなんでもできると思ってます。
ところが、世の中は簡単にできるものばかりではありません。

 

たとえば仕事は簡単にできるものではありません。
できなかった人は、腹立たしくなって、もうやりたくなくなります。
うまくいかなければ、くさって怒る、不機嫌になる。

 

なんでもうまくできると思っていれば、それは当たり前のことです。

しかし、いつも怒りで不機嫌になっていては人生だいなしです。
怒らないためには、2つの方法があります。

 


ひとつは「成功体験」を積み重ねることです。

 

人生を真っ直ぐに進むには、成功体験の積み重ねが必要になってきます。

小さな成功体験をコツコツと積み重ねること。

 

これは答えの決まっている勉強などは、比較的成功体験を味わいやすいものです。
努力の費用対効果があるとしたら、勉強は高い分野であるでしょう。
努力すれば、比較的簡単にできるようになります。

 

しかし、学校を出て、仕事はどうでしょうか?
仕事ではいろいろな不条理なことがあり、必ずしも努力が報われるとは限りません。
努力の費用対効果はとたんに悪くなります。

 

世の中を見渡してみれば、人生において成功体験を積み重ねている人は一握りでしょう。
むしろ、いろいろなことが上手くいかずに不満を持っている人の方が多数派であると思います。
人はそれだけ「成功体験」に飢えているともいえるのです。

 

 

ここで話は飛びますが、ほとんどのビジネスは、
人間の「成功体験願望」を叶える仕組を取り入れています。

 

たとえば、ゲーム産業です。

 

昨今、テレビでスマホゲームのCMを見ない日はありません。
それだけ儲かっているということでしょう。

 

老若男女誰でもスマホゲームをやっていますが、
ゲームというのは、非常によくできた成功体験体現ツールだと私は思っています。

たいていのゲームは、努力をすれば、必ず上手くなります。

 

RPGゲームなら、敵を倒していけば、必ずレベルアップをして強くなります。

ゲームのルールは理路整然としていて、要所要所で、成功体験を味わせてくれます。
不条理なことや正直者が馬鹿を見ることはなく、
必ず努力が叶えられる瞬間が用意されているのです。

 

それにゲームには、一種のセラピー効果もあるでしょう。
仕事や人間関係を含める人生は、上手くいかない、思い通りにいかないのが当たり前です。

 

でも、ゲームはこれくらいの努力をすれば強くなれるよ。
というのを明確に数値で見せてくれます。

経験値をこれだけ積めば次のレベルに行ける。
強くなって、成功体験を味わえる→嬉しい、楽しい、もっとやる。

この成功体験が強力な精神安定剤の代わりになるのでしょう。

 

だから、疑似成功体験を味あわせてくれるスマホゲームに

誰もがのめり込むのは自然なことだと思います。

不景気になっても、人間の願望である成功体験をまるでファストフード感覚で、
手軽に味あわせてくれるゲーム産業は廃れないでしょうね。

 

 

それで、話を戻して、
上手くいかなかった時に怒らないで済む、もう一つの方法。

 

それは「世の中、自分の思い通りにいかないことが、デフォルトである」と思うことです。

これは平たくいえば「諦める」「受け入れる」ということです。

 

人間はなんでもできない。限界があるのは当たり前。
もともと上手くいかないのがデフォルトなんだ、と思えば、怒ることは少なくなります。

 

この「諦める」「受け入れる」というのも精神安定剤になります。
がんばらなくていい、程よい加減でやればいい、と「楽」を人に勧めて、精神を穏やかにさせる。
これは仏教をはじめとした宗教の役目になっているでしょう。
自分の身の丈、限界を知るのも大切なことです。

 

 

それで、ここからがトレードの話なのですが、
トレードのメンタルを安定させるためには、
この2つの方法をバランス良く取り入れたいものです。

 

大前提として、努力は大事です。努力しないと成功はありません。

毎日1pipsでも稼いで「自分はトレードができるんだ」

という成功体験を積み重ねていくことは大事です。

 

最初は勝つことよりも、100回、1000回と続けることを目標にしてみてください。

その体験の継続によって、トレードに自信を持てるようになる、
自分はトレードができるんだ!と思えるようになります。


しかし、人生と同様にトレードにも
努力しても報われないこともある、どうにもならないことも多々あるのです。

 

絶対上がると思ってエントリーした途端に
逆進するなんていう不条理は相場では日常茶飯事なのです。

 

最善は尽くす。

でも、最善を尽くしてなお上手くいかないことが、トレードのデフォルトである。
都合のいい期待は絶対にしないということです。


このようにトレードの心構えを二段構えにしておくと、
怒らずに冷静にトレードできるようになります。

 

そもそもトレードで怒る人というのは、

心の奥底で「なんでも自分の思い通りになる」と思っているのですね。
頭で念じれば、手足のように体が動くことと同列にトレードを考えている。
それでは、トレードをやる度に怒るようになってしまいます。
怒っていたら冷静な判断はできなくなります。

トレーダーの道からは、たちまちドロップアウトです。

 

 

余談ですが、トレーダーのメンタルは、
麻雀のプレイヤーのメンタルによく似ていると思いますね。

 

麻雀は上がるために手を作ります。プレイヤーはみなそのために考えて努力をします。

素人は毎回絶対に上がりたいと思い、上がれなかったら不機嫌になる。
勝負手を他人に1000点の上がりで潰されようものなら、たちまち怒るでしょう。

 

しかし、玄人は、たとえ大三元のテンパイを他人に1000点で蹴られても、
別になんとも思わないものです。

 

そもそも麻雀もゼロサムゲームなのだから、相手がいる限り、
自分の思い通りにはならないというのは、わかっている。

でも、努力を継続していれば、長期でそれは成績に反映されてくる。
だから、いちいち自分の思い通りにいかなくても、玄人は怒らないのです。

 

玄人が怒るとしたら、相手に対してではなく、
最善の努力を怠った自分に対してに限るでしょう。
最善の努力をして手を作った結果、相手が上がったのなら、

それは負けても満足というものです。

その努力を長くやっていればトータルでは勝てることはわかっているのですから。

 

トレードもそのようなメンタルでやっていれば、怒ることはなくなってきます。

 



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| - | - | 15:06 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント トレードの守破離

この前のコラムではトレードで勝てるようになるための道のりを話しました。
その続きをお話ししましょう。


よく物事の習得の様を表現するのに「守破離」という言葉が日本では良く使われます。


まずは師匠の言いつけ通りの型を「守」る。
型を身に着けたら、より自分の性質や考えに合った型を作り、その型を「破」る。
そして、最後は型からも「離れ」て、自在になることができる。

という意味です。


ウィキペディアでは、

 

    守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 〜 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
    破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
    離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

 

という説明がされています。

トレードもこれと同様に、守破離があります。

 

 


「守」

 

基本を守ること。

 

特にリスク管理。次にテクニカル指標を使ったエントリー。
エントリー後の対応(撤退・継続)とトレードの終了(損切、利食い)。

リスク管理、相場分析、エントリー、イクジット。
この一連の基本を押さえることが「守」でしょう。

 

私が思うに、この段階すらままならないトレーダーが8割を占めていると考えます。
なお「守」ができれば、トレードは継続できますが、
安定して勝てる優れたトレーダーではまだありません。

 

テニスにたとえたら、

サーブ、フォアスイング、バックスイング、ボレーの基本技術は使えるようになって、
とりあえず「試合」ができるようにはなったという段階です。
ただ、それで相手に勝てるかどうかはまた別の話です。

 


「破」

 

トレードの一連の流れ、基本を押さえると、

 

「これは、こうしたほうがいいんじゃないか」
「こうしたほうが自分のライフスタイルにあっている」
「このテクニカルのほうが自分は使いやすい」

 

という自分なりの工夫が生まれるようになります。
それを活かせるようになってくれば、稼ぎの量も増えるでしょう。

 

テニスにたとえたら、

「こうスイングしたほうが速く振れるんじゃないか?」や、
「このサーブを出して相手を動かしたら、次はこう打てばいいんじゃないか?」
というような発想が「破」です。

 

知らない夜道を歩くときは、誰かの後をついていかなければなりません。
でも、やがて夜目が効くようになって、
少しづつ周りの風景が見えてきたような段階でしょう。

 

ただ、自分の工夫を取り入れていくときには、リスクがあります。
トライ&エラーの作業になります。

先人の型から離れるときには、リスクがあります。失敗は避けられません。
やってみたけど、うまくいかないことも多々あるはずです。

 

別の道を見つけたけど、いってみたら行き止まりであったことも多いでしょう。
しかし、その中でうまくいったことも得られるはずです。
もっといい道を見つけられることがあり、その成功が自分の財産になるのです。


 

「離」

 

トレードにおいて「離」の段階とは、独特の段階になります。
優れたトレーダーは皆「離」の段階に到達しています。

 

「破」の過程において、工夫を取り入れて、自己改善・進化を繰り返してきた
トレーダーの考えやスキルは、すべて「オリジナル」になります。

そしてオリジナルの強みというのは、誰にもマネができないということです。

 

錦織の打法をマネすることができるでしょうか?
あのエアKと呼ばれる、飛び上がって打つ打法なんて、初心者がマネしたらコーチに
「なにかっこつけてんだ!そんなことしたら隙ができて次の球が打てないぞ」と叱責されるでしょう。
そして、マネしたところで、それはモノになるものではありません。
それは小柄な錦織自身が強い球を打つために工夫(破)を重ねた末に
編み出した自分専用の技であるからです。

 

なので、優れたトレーダーは「離」の段階に到達していますが、
こうした人に教えてもらっても、多くの人はまるで分らず、ポカーンとしてしまいます。

凄腕トレーダーにトレードを見せてもらっても素人目にはなぜそんな判断をするのかわからず、
ただ、感覚だけで適当にやっているようにしか見えません。でも、なぜか稼ぎはついてきている。
そんな感じでしょう。

 

 

 

・・・というようにスキルの習得段階は、確かに「守破離」の過程で進むのですが、
言うは易し行うは難しというものです。

 

たいていは「守」ができずにすぐに諦めてしまうのが大半。
トレードでいえば、リスク管理、特に損切ができなくなって挫折します。
「守」を実現するのも石の上にも三年といったところでしょう。


「守」から先を実践するのは、もっと容易ではないです。

特に日本人の場合、私もそうですが30代半ば以降の方々は、

画一的な詰め込み教育を受けてきました。

あの時代はとにかく人が多くて個人の発想、個性を活かそうという教育ではなかったでしょう。
そんなことをやっていたら効率的な指導なんてできなかったのです。

 

だから、「ルールを守ることが大事」という教育方針が第一であったはずです。

その弊害として「自発性」が失われました。

 

会社では言われたことしかできない、指示待ちマニュアル人間がたくさんいるといわれます。
一を聞いて十のことはできない。一しかできない。
「自分の頭で考えろ、仕事は自分で作るものだ」と上司に言われても、
何をしていいのかまったくわからない。

 

なぜ、そうなってしまうのかといえば、それは深層心理に潜在的な枷があるから。
学校教育でルールを踏み外してはいけないと、あらゆる局面で教えられてきたからです。

 

それにルールから踏み出す次段階の「破」には、リスクがあるのです。
自然とトライ&エラーにならざるをえず、痛い思いもしなければなりません。

だから、ほとんどの人は保身を考えて踏み出すことはないのです。

 

 

一方、起業家には学生時代にやんちゃをしていた方が少なくありません。

学校のルールを多少踏み越えて、自分がやりたいようにやってきた人は、
ルールから抜け出し、既存のレールから外れることで痛い思いをたくさんしているでしょう。

でも、最終的には大物になっているケースがよくあります。

 

決められたレールなんて、走らない。第一そこは渋滞している。
自分専用のレールを作って、その上を走ればいい。それなら誰も追ってはこない。

 

そんな常識外の発想が「離」に到達するには必要なのだと思います。
こうした考えをけしからんと思うようなら、

そういった教育を受けてきた証でもあるし、特にトレーダーには向いていません。

プロトレーダーは、みな節操がありません。ウォール街を見ていてもわかるでしょう?

金儲けの為ならなんでもやる人たちの集まりです。

 

話をトレードの上達法に戻すと、まず「守」から。

「守」ができれば、あまり大きくは勝てないですが、負けなくなります。
具体的には減りもしないが増えもしないような状況になります。
ここで稼げないと嘆く方が多いのですが、むしろ喜ばしい状況です。

この状態になったら「守」はできてきたということですから。

 

次に師の教えから踏みでて、自分なりのスタイルに合わせたトレード法を
コツコツと作る「破」にチャレンジしましょう。
自分なりの工夫を取り入れる段階では、損失もあるでしょう。
しかし、その失敗から得たことを吸収することで、少し稼げるようになってきます。
「離」はその「破」を続けた先にあります。


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| - | - | 13:34 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 己の「欲」との距離感を大事にする

コラムご無沙汰でしたが、FXをはじめたばかりのかたもよく見にきていただいているようなので、

また週に1度くらいは更新していきたいと思います。

 

今日はトレードで勝てるようになるための道のりについて話しましょう。

 

トレードで勝つには、段階があると思います。


トレード初めたころは、熱意も欲も強いですから、誰だってのめり込みます。
しかし、その欲のせいで大損を何度も繰り返すでしょう。
それは仕方ありません。通過儀礼というものです。


その次に相場で勝つために知識を蓄えようとします。
いろいろなトレード本を読んで情報収集をしていく。
いろんなテクニカルや手法を試してみる。

 

これは絶対に必要なことで、熱意がなければできないことです。
しかし、知識を積んでもまだ欲が強いから勝てないでしょう。

 

これも仕方ないことです。やはり通過儀礼というものです。

そんなことを数年やっていると、損の額も大きくなってきます。

 

やがて、他に興味を見つけたり、相場への熱意も失われてくるでしょう。

「トレードで大金を儲けようなんて馬鹿なこと考えていたなぁ」

と、ある意味諦めの境地に至ったときに、金欲は薄れているはずです。

 

とても皮肉なことなんですが、そう思ったときこそ、
相場といい距離感、いい関係になっているものです。

この状態でトレードをやると不思議に勝つことができるのです。

 

相場で勝つためには、熱意をもって知識を吸収したあとは、
その熱意が冷めるのを待つ。その工程が必要不可欠。

刀を作るには、鉄を熱いうちに叩いて、あとは冷水で冷やす必要があるのです。

 

トレードもこれと同じで、知識と経験を得た上で、欲が薄れると、
以前よりも冷静に周りの物事が見えるようになります。

 

私のような凡人トレーダーは、大損を繰り返したあげく、
やっと相場から一歩引いて付き合えるようになりました。
客観的に相場を見ることができるようになったのです。

 

 

また、これは恋愛とも同じかもしれませんね。

恋愛というのは、互いの欲を押し付けるようなものです。

 

誰しもこういう人と付き合いたいとか結婚したいとか、
理想の相手を見つけようとする。

 

でもそれは、結局は相手のことを何も考えていない、
ただの自分の欲でしかありません。一目ぼれなんていうのはエゴの極地でしょう。


「この人と付き合えば・・・幸せになれる!」

 

それは、

 

「トレードをやれば・・・儲けられる!」


この図式とまったく同じなのです。

 

「・・・」のところには、自分のとんでもなく強い「欲」が介在しています。
己の欲で現実が見えておらず、事実が捻じ曲げられているのですね。


恋愛しているときは、のめり込んで距離感を詰め過ぎて失敗ばかりするでしょう。
でもやがて、年月が経ったときに、自然体に付き合えるようになるはずです。

 

自分の欲が薄れていったとき、皮肉にも理想的な関係が築けるということです。
それは人も相場も同じなのだと思います。


とはいえ、欲が全部悪いというわけではありません。

恋愛にしろ相場にしろ、最初は強烈な欲の力が必要なのです。
欲は、いろいろなものを学び行動しようとするきっかけになるからです。

 

最初は熱意をもって、相場に挑む。
そして、失敗をたくさんする、たくさん損をする。

 

次に損を避けるために知識を蓄えようとする。

そして、それをやっても勝てないことを知る(なぜなら欲が強いままだから)

 

ここまでがステップ1です。

 

ステップ2は、欲が冷めるまでを待つ。欲を知識と経験から分離させる。
ここではしばらくトレードから遠ざかることも必要でしょう。


つまり、知識と経験を蓄えた上で、欲が薄れれば、
自然体でトレードができるようになるということです。


具体的にトレードでどんな心理的変化が起こるかというと、


・レバレッジを上げてトレードしなくなる
・損切や利食いに欲が絡まなくなり、スムーズにできるようになる
・相場が急変動しても一喜一憂をしなくなる

 

このような変化が訪れるのです。


手っ取り早くそうなりたいのならば、トレードが自分のすべてというより、
ちょっとした大人の嗜み程度でやろうとしたほうが、
この心理状態になりやすいものです。

 

競馬をやるにしても、毎週末競馬場に通って、
有り金全部をかけるようなのめりこみの人はいい結果になりません。

 

20代は競馬にかなり熱中したけど、結局勝てなかったから、
40代の今は、小口に賭けて楽しませてもらっているよ。

 

というような、
過去に知識と経験を蓄えた上で、現在一歩引くことができている人の方がいい結果が出る、
いい付き合いができているということです。

 

トレードもこのように、いい距離感、いい関係でいられるようにしたいものですね。

 



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