「FX意識改革」ブログ

 2009年から専業トレーダーになる方法を真面目に解説しています。
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# FX上達のヒント 常にプロは生意気な「新人」を冷ややかな眼で見ている

4月、会社では新入社員が入ってきます。

何十年もいる上司から見れば、

新人の発言が生意気に聞こえることもあるでしょう。


新人が、
「こういう商品を売りたい、こういうビジネスを始めればいいんじゃないか?」

 

といきなり生意気な提案をすれば、

 

上司は「まだ何にもわかっていないひよっこが何を言ってるんだ」とあきれるはずです。

上司はこの道何十年のベテランなのだから、新人が言うことの「甘さ」が良く分かるはずです。

 

それは別に若い人に限ったことではありません。

定年退職した人が、退職金をつぎ込み、飲食店を初めてあっという間につぶれる。
・・・なんて話もごまんとあるのです。

 

飲食店を何十年やってきたこの道のプロは、

 

「あんな立地であんな店構えで、借金してまであんな商売をするなんて馬鹿だなぁ」

 

とあきれているはずです。

現代は思い付きの素人商売が通用するほど甘い世界ではないのですから。

 


私が何をいいたいかというと、

 

年齢に限らず「素人はいつでも危なっかしい」ということです。

 

素人は言うことはとても大層なのですが、
残念ながら経験がないので実際にやることのレベルが低いのです。


「自分はこういうことに熱意があり、こういう店を開きたいんです!」

 

はい、その夢や理想は立派です。

 

しかし、実際にオープンしたら、誰も客がこない。

それは口でいうほどの、クオリティの高いものが作れていないから。
そして、そんな状態が3か月も続ければ、やる気がなくなるでしょう。


それを傍から見ていたプロの経営者たちは

 

「あんな大口叩いていたのに、もうやめるのか?
これだから素人の話(夢)を真面目に聞くのは時間の無駄なんだよ」と思うでしょう。

 

さらに彼らからの信用を失うことになります。

 

 

成功できる人は、ここで「根性」があるかどうか?

 

失敗を何度してもあきらめない。苦しいときもひたすら耐える。

失敗するたびに、自分の浅い考えを恥じながら、
だんだんと経験を積んで成長して一人前になるのです。

 

そして、経験を積み一人前になったときに、はじめて周りの世界が良く見えるようになります。

すると、過去の自分と同じように、生意気なことをいっている新人が眼につくはずです。

そしてなんだかイライラしてしまう。

それは過去の浅はかな自分を見ているからにほかなりません。


彼らに老婆心を出して忠告しても、その忠告はきっと届かないでしょう。

「たいして成功できなかったロートル風情がなにをいっているんだ」

と思うからです。そう、かつての自分もそう思っていたように。

 

だから、たいていの玄人は何の忠告もしません

「ま、せいぜいがんばんなよ」と告げるだけです。
それは、これから自分と同じようにこれからたくさん苦労して、

たくさん痛い目を見なさいという意味です。それが生意気の対価なのです。


もし、あなたのことを忠告してくれる、ウルサイ人がいるのなら、
その人のいうことを一度よく聞いてみたほうがいいでしょう。

 

「そんなこと(商売や勉強)やったって無駄だよ!」

 

と頭ごなしに人にいわれるとむかつくでしょう?
一体自分の何をわかっていってるんだと思うでしょう?

 

そんなこというやつは無視して、自分のやりたいことをやればいい!
と、ホリエモンみたいな人たちはいいますね。

 

まあそれも一理あります。ですが、それは一部の成功者たちのやり方です。

そういうむかつくことをいう人に出会ったら、こう考えてみてください。

 

忠告してくれる玄人は、経験を積んだ未来の自分なんだ、と。

 

なら、その人たちから学べるものを吸収したほうが、
手っ取り早く経験を積めるというものでしょう。

 


さて、トレードの話です。

新人トレーダーもすべからず「危なっかしい」ものです。

 

彼らはみな大言壮語をして、
なんだか年収ン千万、はたまたン億を稼ごうとしている。

 

それを傍目で見ている玄人たちは「青いなあ」とあきれていると同時に、
過去の自分の姿を見ているようで、イライラすることでしょう。

 

「そんなトレードやっていたら痛い目みるよ」と

 

彼らに忠告したところで、過去の生意気な自分と同様に、何も届かないだろう。
だから、実際に痛い目を見て、苦労すればいいさと思っています。

 

そう思ってくれるのは、まだ優しい玄人たちで、
たいていの玄人たちは、青いままで相場にずっといて欲しいと考えています。

 

彼らのお金が、自分たちに流れてくるからです。
自分たちの種銭になるのが常に甘い考えを持っている新人たちだからです。

 

だから、玄人はだんまりしながら、新人たちには何の忠告もせずに、
派手なトレードをしている彼らを傍目に見ながら、地味な勝ちを今日も積み重ねています。

 


そんなしたたかな玄人に今から追い付くにはどうしたらいいか?

 

それは、大言壮語はやめて、大きな夢は持たず、

地に足のついたところから、自分の実力にあったところからスタートする、
それを玄人たちが「こいつ根性あるな」と認めてくれるまで、

地道に、長く、粘り強く続けていくことです。

 

具体的にはデモトレードを粘り強くやるということです。

 

トレードのスキルを身に着けるには、
「根性」はもちろん必要ですが、「お金」もたくさん必要になります。

 

実際の新人トレーダーたちは、すぐに大負けしてしまい、
お金が続かなくなり、トレードから離れていくのがほとんどです。

まるで、退職金を突っ込んで商売を始めて失敗してしまう人のように、
経験を積む前にお金がなくなってしまうのです。


新人が、たった一回のチャンスで、いきなり成功するわけがありません。
何度も何度も失敗をして、痛い目をみなければなりません。

 

ですが、トレードで何度も何度も失敗したら、すぐにお金がなくなってしまいます。

 

ですが、トレードは、ビジネスと違って、

実際にチャレンジする前に結果を知ることができるのです。

 

そう、勝てるようになるまでデモトレードでシミュレーションができるのです。

 

デモトレードを続けて、経験値を稼ぐ。まずそこで努力して玄人に追い付く。

相場にデビューするときは、新人でなく、玄人に近い状態からスタートする。


決して本番の相場では「新人」ではあってはならない。
自分の甘い考えをすべてなくした状態になってから、相場に入りましょう。

 

 

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| - | - | 13:47 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 「必勝本」を読めば勝てるようになるの???

私が書いたインフォカートで販売している「アドバンスド・ホーミングFX」という教材について

「本当にこれを読めば勝てるのでしょうか?」

という質問がたまに来るので、そのような方のためにこの記事を残しておきます。

 

のっけから話が飛びますけれども、

ドラクエなどのテレビゲームには「経験値」という概念がありますよね。
経験値が一定値溜まると、レベルアップをして強くなる
新しい技や魔法を覚えて強くなる、というものです。

 

この仕組みを考えたのは誰だかわかりませんが、よくできていると思います。
実際、人間の成長の仕組みもこれと同じです。

 

たとえば、野球のバッティングの技術を身に着けるとします。
経験値100万で試合でそれなりのバッティングができるようになるものとしましょう。


素振り一回で、たまる経験値は1ポイント以下でしょう。
素振りをしているうちに、たまに良いスイングができたときは10ポイント溜まります。
しかし、素振りだけだと経験値はあまり溜まりません。
素振りは必要なことではあるのですが、効率はとても悪いです。

無料でできるのはいいところですが。


というわけで自己流では効率が悪いから、次はどうするかというと本を読むでしょう。
プロが書いた教本を読めば、経験値は1000ポイント上昇します。


そこには自分が知らないノウハウやコツが書いてあるから参考になります。
たまにわかりやすい動画解説がついていて、
1冊で1万ポイント以上の経験値を得られる良書も存在します。
本は経験値の増加が大きいので、それなりの値段はします。
良書はプレミアがついてしかるべきでしょう。


プロのコーチに教えてもらえれば、本以上の効果があるでしょう。
経験値は1万ポイントは上昇します。

たまに名コーチなる者がいて、そういう人に教えてもらえれば、
一気に10万ポイントを得られるでしょう。
当然ながらコーチに教えてもらえるほうが値段は高いです。
それが名コーチともなれば、1時間1万円くらいの授業料は必要です。


このような経験値の蓄積を常に行うことで、少しづつ成長して技術が身に付くわけです。

お金をかければ、それだけ蓄積は早くなります。

それは自己投資のようなもので、決して損をしているわけではありません。

 

レベルアップするまではいまひとつ成長しているという実感がわかないかもしれませんが、

レベルアップする瞬間って、私はテレビゲームと同じだと思います。

経験値が蓄積してくると、ある日「ピン!」ときて、レベルアップのファンファーレが鳴り響き、

突然技術が身に付くものなのです。

そのピンときたときに「コツをつかんだ」「技術を身に着けた」と言えるのです。

 

 

私が作った教材も、上記の教本と同様の効果があります。
あなたのトレードの成長を促進させるものです。

 

ところが、私があまり予期していないことではあったのですが、
教材が売れるにしたがって「必勝本」のようなイメージがついてしまいました。


「私の教材を読めば勝てる」
「そこには勝つ方法が書いてあって、それを実践すればお金が増える」
「もう老後の心配はなくなる」

 

こんなイメージです。
まあ、すべてが間違いではないのですが、極端すぎ、短絡的すぎます。

 

教材は上記のようにあなたのトレードの経験値を増やす役割は間違いなくありますが、
これを読んだり動画を見たりするだけで、突然勝てるようになるものではありません。
いわゆる万能な「聖杯」ではないのです。

 

おそらくそう勘違いしている人は、私の教材=100万ポイントの経験値がある。
これを読んだだけであっという間に勝てるようになる・・・と思っているでしょう。


なぜ、そう思ってしまうのかは、こちらの過去のメルマガ記事をご覧ください。

http://blog.homing-fx.com/?eid=1520648


つまり、己の欲が原因なんです。

 

強い欲のある人が買い求めたら、それは詐欺に思うかもしれません。
残念ながら、そんな即効性はありません。

実際に読んだだけで勝てるようになるわけではないのですから。

 

レターには「純粋な参考書」だとはしっかりと書いてはいるのですが、
アドバンスドホーミングFXについては、

一部のアフィリエイタ―が煽り過ぎている面があるかもしれません。
私はアフィリエイターさんの記事を全部読んではいないのでわかりませんが、
誇大広告のような宣伝をしている場合は、インフォカートへ通告してください。

 

必勝本と思って購入してしまうと、

当然ながら、すぐに勝てないのでガッカリして、詐欺だと思う場合もあるでしょう。

それは仕方ありません。そういう本ではないので。

もし、そのように感じたら机の中にしまって1年後じっくりと読み直して頂きたいと思います。

 

私の教材はたとえると乳酸菌のようなもので毎日飲んでいれば体は良くなりますが、
すぐに健康体になるような特効薬ではないのです。

 

もし、そんな特効薬があるとしたら、私は1000万円でも安いと思います。

今日、役に立つかわからない大学いくだけでもン百万かかるわけですからね。
それを読むだけで今後お金の心配がなくなるのだとしたら、1000万でもめちゃくちゃ安いでしょう。
そんな特効薬があったとしたら、それが数万で手に入るのはおかしなことです。


残念ながら、私の書いた教本はそういうものではないですが、
価格相応、それ以上のノウハウは詰め込んでいる、ということです。

 

これを参考に練習していただければ、「ピン!」とくることがたくさんあるでしょう。
それは経験値100万を上昇させるほどのものではありませんが、
数万くらいはあるものだと思っています。

 

そのあたりご納得の上、ご参考にしてくだされば幸いです。

 

 

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| - | - | 12:09 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 成功する人は皆そのジャンルに必要な「本質」を備えている

 

小学生の頃、クラスに一人は運動神経が良い子が一人はいたでしょう。
その子は、体操、サッカー、水泳、ドッジボール、野球、縄跳び・・・
何をやらせても上手かったはずです。

その子がサッカー部で上手かったのならば、それは元々の身体能力があるから、
水泳部に転部したとしても、すぐに泳ぎが上手くなるはずです。


似たように、プロの画家がいるとします。
構図を考えて絵を描くという才能を持っているのならば、
その人は他のジャンルでも活躍できるはずです。

例えばカメラをやったことがなくても、元々構図を考える能力はずば抜けたものがあるのだから、
カメラの操作に長けたマニアなんかよりも、すぐに良い作品を撮れるようになるでしょう。


また、話は変わりますが、

資本主義の世でうまくのし上がれない人は、こんなことを考えるかもしれません。

「いまは勝ち組と負け組がハッキリしていて、負け組が勝ち組を追い越すことはもう無理だ。
一旦、財産や地位をリセットして、全員ゼロからよーいどん!で公平にやりなおそうじゃないか!」

 

と。で、実際に天変地異が起こって本当に勝ち組の地位や財産がゼロになったとしましょう。

それでも、勝ち組になっていた人は、もともと商売の才などの錬金術に長けているのだから、
また、すぐに財産を為すことができるはずです。
よーいどん!の時点では同じでも、走るにしたがって差がどんどん開いていくはずです。


この3つの成功例にどれも共通することは、

必要な「本質」が備わっているかどうかということです。


「運動能力」という本質がそなわっていれば、どんなスポーツをやっても活躍ができます。


「芸術」という本質が備わっていれば、絵画がカメラになったりと
芸術表現のジャンルが変わったとしても、活躍ができるはずです。


「商売の才能」という本質が備わっていれば、
商売のジャンルが変わったとしても、やはり成功する可能性が高いはずです。

 

私がいいたいことは、


そのジャンルについての知識やテクニック < そのジャンルに必要な本質


であるということです。


多くの人は、この図式が逆だと勘違いをしています。

たとえば、サッカーなら、サッカーのテクニックを磨くことが大事と思っているかもしれませんが、
そんなことは本質の前ではとても小さなことにすぎません。

 

サッカーのうんちくやテクニックに詳しい人よりも、
身体能力がめちゃくちゃ高い人のほうが、絶対的に優位だということです。

カメラ機材のうんちくが詳しい人よりも

芸術能力が高い人のほうが、優れた作品を撮るでしょう。

 

つまり、ここでいう「本質」とは「才能」のことでもあります。

 


さて、トレードの場合はどうか?


トレーダーとして成功するために、必要な本質=才能とは一体何か?

みなさん、よく考えてください。

 

ひとつの答えとしては「欲望の制御」ができる人は、勝てるトレーダーになり得るでしょう。


前回、プロの酒飲みの話をしましたね。

お酒という魅力があるものを前にしても、自制して自分のペースで飲める人というのは、
トレードでも成功しやすいと思います。

 

酒と同じように蠱惑的なギャンブルを「嗜める人」は、
トレードもそこそこやれるでしょう。

ギャンブルで、負けてもあとくされがない、勝ってもたいして喜ばない。

限度を超えてのめり込まない。決めた金額、決めた時間だけ遊べる。
そんな自制が出来ている人は、トレードで勝つための本質を備えています。

 

反対にギャンブルで負けたら悔しくなる、勝ったら大喜びする。

こういう熱くなるタイプは、どんなギャンブルでも負ける本質を備えてるということです。
当然、トレードをやっても負けてしまうはずです。


ただし、その本質というのは、才能のように先天的に持っている人もいますが、
後天的に経験で身に着けることは十分に可能だと私は思います。

 

現に私はそうでした。

私は元々ギャンブルやトレードで負けるとかなり熱くなるタイプだったのですが、
勝ち負けを何百回、何千回と繰り返していくうちに、
いちいち勝った負けたで一喜一憂するのが馬鹿馬鹿しくなり、
やがて勝っても負けても大喜びしたり激怒したりはなくなってきました。

平たく言えば欲が醒めてきたのですね。

皮肉なことにその時「欲望の制御」という本質を後天的に身につけられたのです。
まあ、そうなるまでに長い年月はかかりましたけれども・・・


さて、「欲望の制御」という本質を身に着けることができた私は、
今は別のことを考えるようになりました。

 

「欲望の制御」ができれば、それが必要な他の分野においても活躍できるのではないかと・・・
「運動能力」がある人が、それを必要とする他のスポーツでも活躍できるのと同じように。

 

トレードにおける「欲望の制御」とは、掘り下げると「お金に酔わない」ということです。
「お金に酔わない」能力があるなら、それが必要な別ジャンルにいっても活躍ができるはずです。


トレーダーとしてまあまあ勝てるようになったのならば、

それは「必要な本質」を身に着けたということです。
同時に、それは何かに転用することができる才能でもあるのです。
ぜひ、自分の人生をより豊かにするものにその才能を使うことを考えてみてください。

 


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| - | - | 02:31 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 上品な酒飲みと上品なトレーダーの共通項

 

この前友人に誘われてパーティーに行きました。

その友人の交友関係には水商売が多く、
バーの経営者やそこに飲みにくる客が中心でした。

 

あまり私は飲まないので、こういうタイプの方々とは無縁だったのですが、
彼らは皆気さくで、ノリがよく、気持ちのよい人ばかりでした。

 

そのパーティーは盛り上がり、このまま深夜まで続くと思われたのですが、
始まって1時間くらいすると、さっきまでハイテンションで飲んでいた人が、

 

「じゃあ今日はこれから用事があるからこのへんで」
「それじゃあ、またね!」

 

と、さっと冷静になって、突然スパッと切り上げて帰るのです。

その変わり身のギャップにはちょっと驚きました。

 

私はどことなく飲み足りなく、もっと飲みたいと思っていたのですが、
その時ハッとしたのですね。

 

 

パーティーに来ている方々はもともとの商売柄、飲みなれている人ばかりでした。

 

明らかに「酒は飲むけれど呑まれないタイプ」

いわばプロの酒飲みです。

だから、決して酒におぼれない。

 

用事があるなら、酒よりもそちらを優先して、いつでも飲むのを切り上げることができるのです。

 

反対に私は、いままで酒に呑まれるタイプの人を多く見てきました。

彼らは皆呑んでいる間に気分がよくなり、まあいいかと自制が効かなくなって、
ちょっと一杯のところを二杯三杯と呑んでしまう。

 

友達と話していたら楽しくなってきて、
終電ギリギリになってしまったり、もういいかとオールナイトで呑んでしまう。
いつまでもダラダラと呑んでしまうのです。そういう経験は誰にでもあることでしょう。

 

 

・・・この話、トレードで勝つための心構えと似たものがあると思いませんか?


FXは24時間いつでもトレードができます。

 

24時間空いている居酒屋のようなものです。

そこにいる間は、興奮して楽しい思いができます。

 

そこにいるたいていの客は、

勝ったら勝ったでやめられない。さらなる興奮を求めてしまう。
負けたら負けたでやめられない。熱くなって続けてしまう。

 

こういうタイプは、つまり酒場で呑み潰れるタイプでしょう。
まるで新歓コンパで呑み潰れて記憶を失う学生のようです。


反対にプロのトレーダーは、例えるなら酒を飲むのが上手いタイプです。


さっと市場に入って、勝っても負けても、ほどほどで切り上げられる。
それは酔わない程度に飲み楽しく談笑して、時間がきたら切り上げられる上品な飲み手です。
潰れるまで飲むコドモとは違った、自制が効いたオトナの飲み方ができる人でしょう。

 

市場とは酒場のようなものかもしれません。

 

そこにいる間はお酒が振る舞われて自制心が薄れます。

だから上品な嗜み方を身につけないと、気持ちよくなりたいという欲におぼれて、

ダラダラとトレードをするようになるでしょう。
そうなると酒場で酔っぱらって寝ている客と同じなのです。

 

「酒を飲んでも呑まれるな」

 

トレードも酒と同様、自制心を持っていなければなりません。

それが備わっているかどうかは、トレードで勝つために大きなウェイトを占めます。

トレードテクニックとか投資の知識とか、そんなことよりもよほど大事なことなのです。

 


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| - | - | 14:17 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 怒らないでトレードするための秘訣

これはトレード中に損切などで怒ることが多くて、
冷静なトレードが続けられない方へのアドバイスです。

 

まず、大前提として。

人間は、なにかができると嬉しくなり、反対になにかができないと怒ります。


「できる!できた!」→楽しい、うれしい、上機嫌

「できない!うまくいかない!」→腹立たしい、くやしい、頭にくる

このような単純なアクションを見せます。

 

一番わかりやすいのは、自分の体でしょう。

 

自分の体は頭で考えたように自由に動きます。
動かせること、それができることが当たり前です。
しかし、いずれ動かなくなる時が来ます。

 

病気やケガをした人は不機嫌にならざるをえません。
いままで自分の思い通りに体を動かすことができていたのに、
病気やケガでそれができなくなったら、腹立たしくなるものです。

病人が怒りっぽく不機嫌に見えるのは、誰かに対して怒っているわけではなく、
うまく動かない自分の体に怒っている、不甲斐ない自分に対して怒っているのですね。


人間は、自分の体を操るように、頭の中ではなんでもできると思ってます。
ところが、世の中は簡単にできるものばかりではありません。

 

たとえば仕事は簡単にできるものではありません。
できなかった人は、腹立たしくなって、もうやりたくなくなります。
うまくいかなければ、くさって怒る、不機嫌になる。

 

なんでもうまくできると思っていれば、それは当たり前のことです。

しかし、いつも怒りで不機嫌になっていては人生だいなしです。
怒らないためには、2つの方法があります。

 


ひとつは「成功体験」を積み重ねることです。

 

人生を真っ直ぐに進むには、成功体験の積み重ねが必要になってきます。

小さな成功体験をコツコツと積み重ねること。

 

これは答えの決まっている勉強などは、比較的成功体験を味わいやすいものです。
努力の費用対効果があるとしたら、勉強は高い分野であるでしょう。
努力すれば、比較的簡単にできるようになります。

 

しかし、学校を出て、仕事はどうでしょうか?
仕事ではいろいろな不条理なことがあり、必ずしも努力が報われるとは限りません。
努力の費用対効果はとたんに悪くなります。

 

世の中を見渡してみれば、人生において成功体験を積み重ねている人は一握りでしょう。
むしろ、いろいろなことが上手くいかずに不満を持っている人の方が多数派であると思います。
人はそれだけ「成功体験」に飢えているともいえるのです。

 

 

ここで話は飛びますが、ほとんどのビジネスは、
人間の「成功体験願望」を叶える仕組を取り入れています。

 

たとえば、ゲーム産業です。

 

昨今、テレビでスマホゲームのCMを見ない日はありません。
それだけ儲かっているということでしょう。

 

老若男女誰でもスマホゲームをやっていますが、
ゲームというのは、非常によくできた成功体験体現ツールだと私は思っています。

たいていのゲームは、努力をすれば、必ず上手くなります。

 

RPGゲームなら、敵を倒していけば、必ずレベルアップをして強くなります。

ゲームのルールは理路整然としていて、要所要所で、成功体験を味わせてくれます。
不条理なことや正直者が馬鹿を見ることはなく、
必ず努力が叶えられる瞬間が用意されているのです。

 

それにゲームには、一種のセラピー効果もあるでしょう。
仕事や人間関係を含める人生は、上手くいかない、思い通りにいかないのが当たり前です。

 

でも、ゲームはこれくらいの努力をすれば強くなれるよ。
というのを明確に数値で見せてくれます。

経験値をこれだけ積めば次のレベルに行ける。
強くなって、成功体験を味わえる→嬉しい、楽しい、もっとやる。

この成功体験が強力な精神安定剤の代わりになるのでしょう。

 

だから、疑似成功体験を味あわせてくれるスマホゲームに

誰もがのめり込むのは自然なことだと思います。

不景気になっても、人間の願望である成功体験をまるでファストフード感覚で、
手軽に味あわせてくれるゲーム産業は廃れないでしょうね。

 

 

それで、話を戻して、
上手くいかなかった時に怒らないで済む、もう一つの方法。

 

それは「世の中、自分の思い通りにいかないことが、デフォルトである」と思うことです。

これは平たくいえば「諦める」「受け入れる」ということです。

 

人間はなんでもできない。限界があるのは当たり前。
もともと上手くいかないのがデフォルトなんだ、と思えば、怒ることは少なくなります。

 

この「諦める」「受け入れる」というのも精神安定剤になります。
がんばらなくていい、程よい加減でやればいい、と「楽」を人に勧めて、精神を穏やかにさせる。
これは仏教をはじめとした宗教の役目になっているでしょう。
自分の身の丈、限界を知るのも大切なことです。

 

 

それで、ここからがトレードの話なのですが、
トレードのメンタルを安定させるためには、
この2つの方法をバランス良く取り入れたいものです。

 

大前提として、努力は大事です。努力しないと成功はありません。

毎日1pipsでも稼いで「自分はトレードができるんだ」

という成功体験を積み重ねていくことは大事です。

 

最初は勝つことよりも、100回、1000回と続けることを目標にしてみてください。

その体験の継続によって、トレードに自信を持てるようになる、
自分はトレードができるんだ!と思えるようになります。


しかし、人生と同様にトレードにも
努力しても報われないこともある、どうにもならないことも多々あるのです。

 

絶対上がると思ってエントリーした途端に
逆進するなんていう不条理は相場では日常茶飯事なのです。

 

最善は尽くす。

でも、最善を尽くしてなお上手くいかないことが、トレードのデフォルトである。
都合のいい期待は絶対にしないということです。


このようにトレードの心構えを二段構えにしておくと、
怒らずに冷静にトレードできるようになります。

 

そもそもトレードで怒る人というのは、

心の奥底で「なんでも自分の思い通りになる」と思っているのですね。
頭で念じれば、手足のように体が動くことと同列にトレードを考えている。
それでは、トレードをやる度に怒るようになってしまいます。
怒っていたら冷静な判断はできなくなります。

トレーダーの道からは、たちまちドロップアウトです。

 

 

余談ですが、トレーダーのメンタルは、
麻雀のプレイヤーのメンタルによく似ていると思いますね。

 

麻雀は上がるために手を作ります。プレイヤーはみなそのために考えて努力をします。

素人は毎回絶対に上がりたいと思い、上がれなかったら不機嫌になる。
勝負手を他人に1000点の上がりで潰されようものなら、たちまち怒るでしょう。

 

しかし、玄人は、たとえ大三元のテンパイを他人に1000点で蹴られても、
別になんとも思わないものです。

 

そもそも麻雀もゼロサムゲームなのだから、相手がいる限り、
自分の思い通りにはならないというのは、わかっている。

でも、努力を継続していれば、長期でそれは成績に反映されてくる。
だから、いちいち自分の思い通りにいかなくても、玄人は怒らないのです。

 

玄人が怒るとしたら、相手に対してではなく、
最善の努力を怠った自分に対してに限るでしょう。
最善の努力をして手を作った結果、相手が上がったのなら、

それは負けても満足というものです。

その努力を長くやっていればトータルでは勝てることはわかっているのですから。

 

トレードもそのようなメンタルでやっていれば、怒ることはなくなってきます。

 



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| - | - | 15:06 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント トレードの守破離

この前のコラムではトレードで勝てるようになるための道のりを話しました。
その続きをお話ししましょう。


よく物事の習得の様を表現するのに「守破離」という言葉が日本では良く使われます。


まずは師匠の言いつけ通りの型を「守」る。
型を身に着けたら、より自分の性質や考えに合った型を作り、その型を「破」る。
そして、最後は型からも「離れ」て、自在になることができる。

という意味です。


ウィキペディアでは、

 

    守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 〜 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
    破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
    離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

 

という説明がされています。

トレードもこれと同様に、守破離があります。

 

 


「守」

 

基本を守ること。

 

特にリスク管理。次にテクニカル指標を使ったエントリー。
エントリー後の対応(撤退・継続)とトレードの終了(損切、利食い)。

リスク管理、相場分析、エントリー、イクジット。
この一連の基本を押さえることが「守」でしょう。

 

私が思うに、この段階すらままならないトレーダーが8割を占めていると考えます。
なお「守」ができれば、トレードは継続できますが、
安定して勝てる優れたトレーダーではまだありません。

 

テニスにたとえたら、

サーブ、フォアスイング、バックスイング、ボレーの基本技術は使えるようになって、
とりあえず「試合」ができるようにはなったという段階です。
ただ、それで相手に勝てるかどうかはまた別の話です。

 


「破」

 

トレードの一連の流れ、基本を押さえると、

 

「これは、こうしたほうがいいんじゃないか」
「こうしたほうが自分のライフスタイルにあっている」
「このテクニカルのほうが自分は使いやすい」

 

という自分なりの工夫が生まれるようになります。
それを活かせるようになってくれば、稼ぎの量も増えるでしょう。

 

テニスにたとえたら、

「こうスイングしたほうが速く振れるんじゃないか?」や、
「このサーブを出して相手を動かしたら、次はこう打てばいいんじゃないか?」
というような発想が「破」です。

 

知らない夜道を歩くときは、誰かの後をついていかなければなりません。
でも、やがて夜目が効くようになって、
少しづつ周りの風景が見えてきたような段階でしょう。

 

ただ、自分の工夫を取り入れていくときには、リスクがあります。
トライ&エラーの作業になります。

先人の型から離れるときには、リスクがあります。失敗は避けられません。
やってみたけど、うまくいかないことも多々あるはずです。

 

別の道を見つけたけど、いってみたら行き止まりであったことも多いでしょう。
しかし、その中でうまくいったことも得られるはずです。
もっといい道を見つけられることがあり、その成功が自分の財産になるのです。


 

「離」

 

トレードにおいて「離」の段階とは、独特の段階になります。
優れたトレーダーは皆「離」の段階に到達しています。

 

「破」の過程において、工夫を取り入れて、自己改善・進化を繰り返してきた
トレーダーの考えやスキルは、すべて「オリジナル」になります。

そしてオリジナルの強みというのは、誰にもマネができないということです。

 

錦織の打法をマネすることができるでしょうか?
あのエアKと呼ばれる、飛び上がって打つ打法なんて、初心者がマネしたらコーチに
「なにかっこつけてんだ!そんなことしたら隙ができて次の球が打てないぞ」と叱責されるでしょう。
そして、マネしたところで、それはモノになるものではありません。
それは小柄な錦織自身が強い球を打つために工夫(破)を重ねた末に
編み出した自分専用の技であるからです。

 

なので、優れたトレーダーは「離」の段階に到達していますが、
こうした人に教えてもらっても、多くの人はまるで分らず、ポカーンとしてしまいます。

凄腕トレーダーにトレードを見せてもらっても素人目にはなぜそんな判断をするのかわからず、
ただ、感覚だけで適当にやっているようにしか見えません。でも、なぜか稼ぎはついてきている。
そんな感じでしょう。

 

 

 

・・・というようにスキルの習得段階は、確かに「守破離」の過程で進むのですが、
言うは易し行うは難しというものです。

 

たいていは「守」ができずにすぐに諦めてしまうのが大半。
トレードでいえば、リスク管理、特に損切ができなくなって挫折します。
「守」を実現するのも石の上にも三年といったところでしょう。


「守」から先を実践するのは、もっと容易ではないです。

特に日本人の場合、私もそうですが30代半ば以降の方々は、

画一的な詰め込み教育を受けてきました。

あの時代はとにかく人が多くて個人の発想、個性を活かそうという教育ではなかったでしょう。
そんなことをやっていたら効率的な指導なんてできなかったのです。

 

だから、「ルールを守ることが大事」という教育方針が第一であったはずです。

その弊害として「自発性」が失われました。

 

会社では言われたことしかできない、指示待ちマニュアル人間がたくさんいるといわれます。
一を聞いて十のことはできない。一しかできない。
「自分の頭で考えろ、仕事は自分で作るものだ」と上司に言われても、
何をしていいのかまったくわからない。

 

なぜ、そうなってしまうのかといえば、それは深層心理に潜在的な枷があるから。
学校教育でルールを踏み外してはいけないと、あらゆる局面で教えられてきたからです。

 

それにルールから踏み出す次段階の「破」には、リスクがあるのです。
自然とトライ&エラーにならざるをえず、痛い思いもしなければなりません。

だから、ほとんどの人は保身を考えて踏み出すことはないのです。

 

 

一方、起業家には学生時代にやんちゃをしていた方が少なくありません。

学校のルールを多少踏み越えて、自分がやりたいようにやってきた人は、
ルールから抜け出し、既存のレールから外れることで痛い思いをたくさんしているでしょう。

でも、最終的には大物になっているケースがよくあります。

 

決められたレールなんて、走らない。第一そこは渋滞している。
自分専用のレールを作って、その上を走ればいい。それなら誰も追ってはこない。

 

そんな常識外の発想が「離」に到達するには必要なのだと思います。
こうした考えをけしからんと思うようなら、

そういった教育を受けてきた証でもあるし、特にトレーダーには向いていません。

プロトレーダーは、みな節操がありません。ウォール街を見ていてもわかるでしょう?

金儲けの為ならなんでもやる人たちの集まりです。

 

話をトレードの上達法に戻すと、まず「守」から。

「守」ができれば、あまり大きくは勝てないですが、負けなくなります。
具体的には減りもしないが増えもしないような状況になります。
ここで稼げないと嘆く方が多いのですが、むしろ喜ばしい状況です。

この状態になったら「守」はできてきたということですから。

 

次に師の教えから踏みでて、自分なりのスタイルに合わせたトレード法を
コツコツと作る「破」にチャレンジしましょう。
自分なりの工夫を取り入れる段階では、損失もあるでしょう。
しかし、その失敗から得たことを吸収することで、少し稼げるようになってきます。
「離」はその「破」を続けた先にあります。


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| - | - | 13:34 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 己の「欲」との距離感を大事にする

コラムご無沙汰でしたが、FXをはじめたばかりのかたもよく見にきていただいているようなので、

また週に1度くらいは更新していきたいと思います。

 

今日はトレードで勝てるようになるための道のりについて話しましょう。

 

トレードで勝つには、段階があると思います。


トレード初めたころは、熱意も欲も強いですから、誰だってのめり込みます。
しかし、その欲のせいで大損を何度も繰り返すでしょう。
それは仕方ありません。通過儀礼というものです。


その次に相場で勝つために知識を蓄えようとします。
いろいろなトレード本を読んで情報収集をしていく。
いろんなテクニカルや手法を試してみる。

 

これは絶対に必要なことで、熱意がなければできないことです。
しかし、知識を積んでもまだ欲が強いから勝てないでしょう。

 

これも仕方ないことです。やはり通過儀礼というものです。

そんなことを数年やっていると、損の額も大きくなってきます。

 

やがて、他に興味を見つけたり、相場への熱意も失われてくるでしょう。

「トレードで大金を儲けようなんて馬鹿なこと考えていたなぁ」

と、ある意味諦めの境地に至ったときに、金欲は薄れているはずです。

 

とても皮肉なことなんですが、そう思ったときこそ、
相場といい距離感、いい関係になっているものです。

この状態でトレードをやると不思議に勝つことができるのです。

 

相場で勝つためには、熱意をもって知識を吸収したあとは、
その熱意が冷めるのを待つ。その工程が必要不可欠。

刀を作るには、鉄を熱いうちに叩いて、あとは冷水で冷やす必要があるのです。

 

トレードもこれと同じで、知識と経験を得た上で、欲が薄れると、
以前よりも冷静に周りの物事が見えるようになります。

 

私のような凡人トレーダーは、大損を繰り返したあげく、
やっと相場から一歩引いて付き合えるようになりました。
客観的に相場を見ることができるようになったのです。

 

 

また、これは恋愛とも同じかもしれませんね。

恋愛というのは、互いの欲を押し付けるようなものです。

 

誰しもこういう人と付き合いたいとか結婚したいとか、
理想の相手を見つけようとする。

 

でもそれは、結局は相手のことを何も考えていない、
ただの自分の欲でしかありません。一目ぼれなんていうのはエゴの極地でしょう。


「この人と付き合えば・・・幸せになれる!」

 

それは、

 

「トレードをやれば・・・儲けられる!」


この図式とまったく同じなのです。

 

「・・・」のところには、自分のとんでもなく強い「欲」が介在しています。
己の欲で現実が見えておらず、事実が捻じ曲げられているのですね。


恋愛しているときは、のめり込んで距離感を詰め過ぎて失敗ばかりするでしょう。
でもやがて、年月が経ったときに、自然体に付き合えるようになるはずです。

 

自分の欲が薄れていったとき、皮肉にも理想的な関係が築けるということです。
それは人も相場も同じなのだと思います。


とはいえ、欲が全部悪いというわけではありません。

恋愛にしろ相場にしろ、最初は強烈な欲の力が必要なのです。
欲は、いろいろなものを学び行動しようとするきっかけになるからです。

 

最初は熱意をもって、相場に挑む。
そして、失敗をたくさんする、たくさん損をする。

 

次に損を避けるために知識を蓄えようとする。

そして、それをやっても勝てないことを知る(なぜなら欲が強いままだから)

 

ここまでがステップ1です。

 

ステップ2は、欲が冷めるまでを待つ。欲を知識と経験から分離させる。
ここではしばらくトレードから遠ざかることも必要でしょう。


つまり、知識と経験を蓄えた上で、欲が薄れれば、
自然体でトレードができるようになるということです。


具体的にトレードでどんな心理的変化が起こるかというと、


・レバレッジを上げてトレードしなくなる
・損切や利食いに欲が絡まなくなり、スムーズにできるようになる
・相場が急変動しても一喜一憂をしなくなる

 

このような変化が訪れるのです。


手っ取り早くそうなりたいのならば、トレードが自分のすべてというより、
ちょっとした大人の嗜み程度でやろうとしたほうが、
この心理状態になりやすいものです。

 

競馬をやるにしても、毎週末競馬場に通って、
有り金全部をかけるようなのめりこみの人はいい結果になりません。

 

20代は競馬にかなり熱中したけど、結局勝てなかったから、
40代の今は、小口に賭けて楽しませてもらっているよ。

 

というような、
過去に知識と経験を蓄えた上で、現在一歩引くことができている人の方がいい結果が出る、
いい付き合いができているということです。

 

トレードもこのように、いい距離感、いい関係でいられるようにしたいものですね。

 



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| - | - | 14:02 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 私が相場から学んだこと その5

私が相場から学んだことの話の続きです。


私はトレーダーになってから、
人間は、タテマエではなんだかんだと偉そうなことをいっていても、
結局はみんな「感情」で動くものだ、ということを思い知らされました。


相場で生きるには、徹底して人間観察しなければなりません。

おこがましいことではあるのですが、自分が人間であることを忘れ、
宇宙人の視点から、人間の群れを観察して、
どういう生態なのかを考える必要があります。

自分を人間から切り離して、人間というものを冷静に観察していくと、
人間の行動原理が単純であるときにふと気づくときがあります。

 

人間はなんだかんだといっていても、
結局は、群れで感情を共有=「共感」しながら生きています。


たとえば、お笑いを見に行くと、漫才師が笑わせてくれますね。
ウケるポイントがあれば、そこで、みんなワハハと一緒に笑う。

人によって、どこに笑いのツボがあるかは、微妙な違いはありますが、
たいていの人が同じところでクスクスと笑い、
そして同じところでワハハと爆笑するはずです。

 

ニュースを見ている人たちも、
たいていの人が同じところでけしからんと憤りを感じ、
たいていの人が同じところで同情を感じます。

最近はテレビ番組の感想がネットやSNSですぐにわかりますが、
やはりたいていの人が同じポイントで同じ感情のアクションをしています。

 

これは裏を返していくと、人間というのは誰しも個性的に生きたいと思いながらも、
心の底では、みんなとつながりたいと思っているのです。

簡単に言えば、みんなと喜びや怒りや笑いを共有したいのです。

 

おひとりさまが多くなってきた昨今でも、心はつながりたいと思っている。
リアルで群れることができない彼らも、しっかりとネットでは群れているはずです。
そこで彼らは同じ感情を共有し群れをつくる。

いうなれば感情の群れを形成しているのです。

 

 

この「人間は常に共感したがっている」という本能を逆手に取れば、
ビジネスでは成功することができるでしょう。

 

たとえば小説や漫画でヒット作を出すにはどうしたらいいか?
実はストーリーなんて適当でもヒット作を生み出せます。

 

現在のドラマや映画のストーリーなんてどれもどこかで見た話しで、
差別化なんて難しいでしょう。

 

だとすると、あとはキャラクターの魅力が決め手になるはずです。

乱暴に言えば、話は二流でも、とりあえずキャラクターを登場させて、
笑ったり、泣いたり、怒ったりする場面を作ればいい。
それだけでヒット作になり得る要素があるのです。

 

そのためには、読者がどういうときに笑うのか、泣くのか、怒るのかを
徹底的な第三者視点で考えることでしょう。

 

もっと細かく言えば、どういうときに、
けしからんとか、かわいいとか、おいしそうとか、なんだこりゃとか、
そういう風に思うのかを考えつくす。

そして、それがわかったのならば、そのシーンをご丁寧に用意してあげれば良い。
それだけでヒット作になり得ます。

 


たとえばどんなシリアスな漫画や映画にも、笑いのシーンというのがありますよね。

 

全編シリアスで通したら堅苦しいから、
ヒロインが皿を割ったり、ドジをしたりしてちょっと笑うシーンがある。

「こういうことあるよなぁ」「おれもよくやるよ」と読者や視聴者を笑わせて和ませる。

 

または、食事のシーンは、人間の共感を呼ぶ鉄板シーンです。
なぜなら、人間は毎日食事をしているのだから、共感させやすいのです。

 

例を挙げればゴッドファーザーシリーズの兄弟の会食シーンや、
ルパン三世のカリオストロの城で巨大なスパゲティを食べるシーン。

なるべく腹ペコの前ふりをしてから、うまそうな料理を見せればいい。
うまそうに見えるシチュエーションを御膳立てしてあげる、ということです。
いかにもおいしそうな料理、そしておいしく食べる人を見ると、
必ず人間は同じアクションをしてくれます。

 

SNSによる実況放送があれば、
「うまそ〜!」「おなかすいてきた!!」と、似たような感想が並ぶはずです。

もしストーリーがいまひとつであったとしても、

このように共感させることができれば、視聴者は満足するものです。

 

その視聴者の共感を計算して起こすことができれば、ヒット作になり得るでしょう。
他のビジネスも同様で、そのように多数派が共感するものを作り出せば成功するのです。

 

 

以前にコフートの心理学を題材にしたときに解説しましたが、

人間は「共感」をするときにカタルシスが生まれるのです。

 

それは「快楽」と言い換えてもいいでしょう。

人間は気持ちよくなりたいから、共感をする、と私は思っています。

 

読者が小説や漫画を読むのは、それを読んで、
怒り、悲しみ、泣き、笑い、喜びたいから、読んでいるわけです。
その共感をひっくるめて「感動」というわけです。
エンターテインメント産業は、それを意図的に仕掛けているのです。

 


感動といえば、昨今ニュースで「感動ポルノ」という言葉が注目を浴びました。

 

障害者がスポーツに励む、その姿を見て健常者が感動する。
「清く正しい障害者」が懸命に何かを達成しようとする場面をメディアが作る。

それを見た健常者が感動をして「勇気をもらった、励まされた」と言う。
それは結局、健常者が障害者をネタにしているだけであって、
いうなれば刺激的なモノ=ポルノを見ているのと同じだ。という批判です。

 

ちょうど24時間テレビの裏でETVが感動ポルノについて特集していたために
大きな注目を浴びました。その批判はもっともと思うのですが、
私が思うに、別にそれは障害者にまつわることに限りません。

 

もともと、この世のすべてが「感動ポルノ」なのです。

メディアが仕掛けていることのすべては「感動ポルノ」でしょう。

高校野球もオリンピックも感動ポルノだといえます。

 

しかし、メディアだけが悪いわけではなく、
メディアはニーズに答えているだけにすぎません。

人間は常に感動という快楽を求めている。常にそのニーズがある。
だから、その快楽を提供せざるをえないのです。

 

それはエンターテインメントに限りません。
ジャーナリスティックな報道ニュースも、なんでもそうだと思います。
なんでもかんでも美談に仕立て上げられたり、

なんでもかんでも涙を誘うように伝えたりするのは、
それはテレビが悪者ではなく、視聴者がそれを欲しているから、そうなってもいるのでしょう。

 

 

人間は誰かと共感したい。心を一緒にしたい。常にそのニーズがある。

そして、そのニーズはテレビだけに限らず、我々個人にも向けられています。

 

日々暮らしている我々個人も、誰かを感動させなければならない。

共感するネタを与えて、彼らを快楽に浸らすことができなければ、
彼らにとってその人は価値がない。役に立たないと群れから外されてしまうのです。

 


私はやっていないのですが、
あなたがフェイスブックをやっているのならば、それは作家と同じ使命があります。

フレンドたちは、共感して気持ちよくなりたいがためにフェイスブックをやっているのです。

 

あなたは作家と同じように、彼らがどんなときに気持ちよく思うのかを考え、
美味しい食べ物や、綺麗な花や、楽しそうな場所や、
怒ったことや、泣きそうになったことを書かなければならない。

 

そして自分を共感させることができないフレンドには、ハッキリ言って価値がない。
記事が自分の自慢ばかりならば、ツマラナイと切られるだけでしょう。

 

別にフェイスブックをやってなくても同じです。
あなたに友人がいるのならば、その友人を共感させることができないと、
自然と疎遠になるでしょう。

 

他人を共感させるためには、自分を開示していく必要があります。


しくじり先生のごとく、自分の失敗経験、苦労したこと辛かったこと、
あるいは、成功経験、ドキドキしたこと、楽しかったこと。
それを話していけば、友人は自分のことを重ね合わせて共感してくれるでしょう。
そこに友情が生まれるのです。

 

逆にいえば、自分のことを語らないシャイな人は、友人なんてできません。
あるいは、共感するポイントが、多数派からズレている人も同様です。

 

それは高倉健みたいに寡黙で尊敬できる人だとか、

天然で面白いキャラとか、芸術的な人だとか

良い方向で認知してくれればいいですが(それも一種の共感なのですが)

どこか変わった人だ、よく分からない人だと認知されれば、
そこに自分とは共感・接点が生まれないので、友情も生まれないでしょう。

よって、そういう人は友人も少なくなるのです。

 

まあ、これは私自身の反省でもあります。

私もシャイな性格でしたから、友人は少ない方でした。

なんとなく自分の話をペラペラとするのは、

かっこ悪いとか、恥ずかしいとか、打算的だとかそう思っていたわけですね。

 

しかし、自分自身が他人を共感させることができなければ、友情など生まれません。
単純な話、他人は喜ばないので、自ずと去っていくものです。

 

仙人みたいな孤高の生活をしたいのならば別ですが、
友人や人脈を築いていきたいのならば、

「汝の隣人を共感させよ」ということです。

 


繰り返しますが、人間は群れで行動するものです。

それは国とか会社とか家族とか、リアルな群れもそうですが、
目に見えない感情レベルでも群れているのです。

 

人間は同じところで怒り、同じところで泣き、
同じところで苦しみ、同じところで喜んでいる。

感情という面だけみても「群れている」のです。


しかし、そういうとあなたは疑問に思うかもしれませんね?

 

それならば、どうして世界で戦争が続くのかと。
なんでイスラムとアメリカは争っているのかと、
なんで中国と日本は仲が悪いのかと。

人間が同じところで同じ思いを感じるのであれば、
なぜ仲たがいが起こるのかと。

 

それは以下で説明しますが、単に「立場」が違うからです。
同じ「立場」になれば、同じところで喜び悲しむはずです。

 

 

 

さて、多くの人にとって、相場もまた同じなのです。


相場も、一種の感動ポルノと同じ状態になっているわけです。

彼らは相場で怒ったり泣いたり喜んだりする。

 

損した、儲かった!という裏で、その感情に麻薬のようにどっぷりと浸ることができる。

そして、いつの間にか、儲けることではなくて、その感情の快楽を体験したいがため、
つまり感動ポルノを味わいがためにFXをやるようにもなるのです。

 

もちろん感動ポルノを味わうためにトレードしていてはダメでしょう。
トレードで勝ちたいのならば、トレーダーたちの感情を読んでください。

 

トレーダーも同じ人間です。
同じところで怒り、同じところで苦しみ、同じところで喜んでいます。

 

ただし、「立場」によってそれは異なるということです。

ロングしている人とショートしている人では、
同じ人間でも当然ながらどこで怒り、どこで苦しむかはまるで違うでしょう。

 

また同じロングしている人でも、現在USD/JPYは102円前後ですが、
100円からロングしている人と105円からロングしている人では、やはり立場が異なります。
前者のほうが気楽で、後者のほうが苦しいはずです。


自分が苦しいと思ったとき、同じ立場の人は同じく苦しい。
それは良く分かります。
しかし、反対の立場の人は、そこで喜びを感じているかもしれない。

つまり、立場ごとのトレーダーたちの感情を全部考えるということです。

ここでロングしている人、あそこでショートしている人、
長期のポジションの人、短期のポジションの人、

すべてのトレーダーの立場を考えて、その感情を統合して読んでいけば、
相場がどのように動いていくかは、次第に見えてくるはずです。


その感情が動くポイントというのが、相場が反転するポイントでもあるのです。

苦しみを感じた人は、ポジションを損切るかどうか迷っている。

喜びを感じた人は、ポジションを利食いするかどうか迷っている。

苦しみと喜びどちらを感じている人の方が多いのか・・・?

 

相場が動くタイミングというのは、人間の感情が動くタイミングです。

そして、チャートに描かれるラインや図形は、ただの線や形ではないのですね。
そのテクニカル分析のベースには、確かに人間の感情が流れているのです。


人間は感情で動く、故に相場も感情で動いているのです。


それがわかってくると、人間を宇宙人視点で見ることができるようになる、
すなわち勝者のメンタリティを身に着けることができるはずです。

 



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| - | - | 14:23 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 私が相場から学んだこと その4

私が相場から学んだことの話を続けましょう。

 

一番強く心に残ったのは「人間の欲は恐ろしい」という教訓です。

 

トレードを少しかじれば誰でも感じることですが、
人間の欲にはまるで果てがありません。

 

最初は月1万円でも儲かったらいいなと思ってはじめたら、
すぐにその額ではとても物足りなくなり、
投資資金を増やして、月10万円儲けたいと思う。

そして実際に10万円儲けたら、またその額では物足りなくなって、
もっと、もっと、2倍、3倍儲けたいと思う。

 

勝つたびに手にしている額がすぐにちっぽけなものに感じて、
際限なく、大金を手にしたい欲にかられる。

その結末は、リスク管理が破綻して、ポジションが塩漬けになり、
追証が払えなくなって強制的にロスカットで大損になるでしょう。


人間の欲は果てしない・・・

自分が王様になり、権力と巨万の富と酒池肉林を実現したとしても、
まだ物足りないと思ってしまうものなのでしょう。
世界の歴史でありふれた暴君や暗愚皇帝は、
欲の暴走を抑えられなかったごく普通の人間なのかもしれません。

 

どこかで欲の果ての線引きをしなければ、
いつまでたっても欲が満たされることがない。

ことトレードにおいては、ロットの上限や利食いの上限を決めておかないと、
どんどん投資金額を増やしてしまうし、また欲張って利食いを伸ばし続けてもしまいます。

どこかで果てや天井を自分で線引きして決めなければならないのです。

 

 

人の欲にはまた違った怖さもあります。

 

それは、すべての物事に色眼鏡をかけて見てしまうこと。
つまり、自分の都合よく解釈してしまうことです。

 

欲とお金がある状態でトレードをすると、
パソコンを開いた瞬間に、たまたま上がっていれば、
これはもうなんでも上がりそうなチャートに見えてくる。

 

「すぐにもうかるに違いない」

 

そうなったら、あとは上がることしか考えられません。
速攻で大枚を買って、下がっても損切などはしない、だってすぐに戻るだろうから、

・・・と、すべて自分の都合よく考えてしまう。

 

欲が大きくなると、行動がとても単純化されるものです。
買うにしてもロットを分けて買うべきなのですが、
いきなりドンとレバレッジをかけて限界まで全部買ってしまう。

だって、必ず上がるなら、今すぐ目一杯に買わなければ損じゃないかと思うから。

 

いつのまにか

「もしかしたら儲かるかも」が、「きっと儲かる」に、そして「絶対儲かる」に
どんどん心が豹変していく。物事を都合よく見る人間の恐ろしい欲の成せる業です。

 

 

 

そもそも人間の商売は、人間の欲を利用したものです。

 

抗菌石鹸とうたった商品を見れば、
すべての菌をシャットアウトしてくれるのだろうと思ってしまう。
実はただの石鹸とそんなに大差ないのに・・・

 

ダイエット商品を見れば、これさえ買えば痩せるのだろうと思ってしまう。
運動したほうがよっぽど効果が高いのに・・・

 

大学のパンフレットを見れば、
毎日楽しい、夢のキャンパスライフを送ることができるように見える。
しかし、現実は単位を取ることや、奨学金の借金による苦労が大変なのに・・・

 

骨董屋が「このツボは有名な○○の作だと思う」といえば、
それを鵜呑みに信じて大金を払ってしまう。実は偽物のガラクタなのに・・・

 

優しそうな口調と容姿のタレントを見れば、たちまちファンになる。
実は性格が最悪なのに・・・

 

と、すべての商品は、人間の欲を刺激する甘いキャッチコピーがついている。
それに刺激されたあとは、たちまち欲が介入して、
その商品のイメージを修正し、美化してしまう。

 

本当は粗悪品なのに、欲の眼鏡を通してみると、良品に見えてしまうのです。
さらに誰かの推薦やお墨付きがあれば、あとは盲目にそれを信じてしまうものです。

逆に言えば、その商品に推薦者やお墨付きや鑑定書がついているものは、危ないともいえる。

 

本当にいいものは、そんなものがなくても売れるから必要がない。
しかし、欲を持つ者に対しては、それがとてもよく効くのです。

そのような「あばたもえくぼ」状態になるのは、すべて自分の欲が原因。
だから欲というものは恐ろしいものなのです。


まあ私も自分で教材を書いて販売している身なので強くいえないのですが、
レターにかなり厳しいことや注意書きを詳しく書いているのにもかかわらず、
良く読まずに、いまだにこれさえ買えば、

すぐに無条件で儲けられると思ってしまう人があとをたちません。

 

サポートもほとんどできない、限度がある、

純粋なトレード技術を伝える電子書籍ですよ、と正直に書いているのにも関わらず、
大儲けができるまで無制限にいつまでも助言をくれるものだと勝手に解釈する人もいる。
ホントの商売上手なら、そういう人のために別途でサポート料金を取るのでしょうけれども、
私はそういうのはやりたくはない。

 

なので、夢見がちな人が期待を膨らませて「すぐに儲けられるのですか?」と聞くのですが、
そのような方には

「いや練習しないと無理なので、そのような期待をするのであれば、買わないほうがいいでしょう。
純粋なトレードの教科書ですよ。それなりに技術を身に着けるには時間がかかりますよ」と

あえてお断りしてもいます。

 

なぜ、期待を裏切って断るのかと言えば、

その方はすでに欲の眼鏡を通して物事を見てしまっているからです。
それは、トレードにおいて致命的なことでもあり、
そのような状態では相場で勝てる見込みがないから、

欲が冷めるまで時間を置いたほうがいいでしょう。

 

欲が強いままトレードをすれば、
たとえば買いたい気持ちが強ければ、なんでも上がるチャートに見えてしまう。
勝手にあばたもえくぼ状態になり、相場の印象を自動的に修正してしまう。

なんでもかんでも自分の都合よく考えてしまうことになる。
よって、負けるということです。

 

 


人間の欲は、事実を捻じ曲げます。

都合の悪い事実を見たとしても、
欲があればそれは隠匿され直ちに修正、美化されます。

 

欲は真実の姿を強引に捻じ曲げる、極度に屈折した眼鏡のようなものなのです。
人間はそれを常にかけて世間を見ているのです。

 

そうなってしまうのはなぜなのかといえば、前のコラムで書いたように
もともと人間は気持ちのいいことしかしたくないからです。
気持ちいいことしか考えない、自分の都合のいいことしか考えない。

その原因はすべて己の欲にあるということです。

それが、人間の持つ欲の本当の怖さだと、私は相場から学びました。


相場の正体は、地雷原ばかりの危険地帯です。
しかし、欲の眼鏡補正があると、それが安全なお花畑に見えてしまうのです。

 

すると損切をしない、リスク管理をしない。
スキップしながら地雷原を進むようになるのです。
すべてが欲の眼鏡による悪補正によることです。

 

欲の眼鏡をしていれば、お花畑に見える。
外せば、たちまち地雷原の荒野が姿を現す。

 

現実はそんなものです。
だからこそ、常に欲の眼鏡を取り外して、ありのままの姿を見なければなりません。

 

 

 

では、物事をありのままに見るためにはどうすればいいのか?

そのためには経験によって鍛えられた直感が重要になってきます。

 

直感で感じたことはほぼ正しいのです。
直感で見たときには、パッと見の印象だから、まだ色眼鏡はかかっていない。
しかし、時間が経てば次第に色眼鏡がかかって、事実をたちまち捻じ曲げてしまうのです。

 

データを見る時も、直観は大切です。
データ分析すれば公平に物事を判断できると思うかもしれませんが、それは違います。
人間は自分に都合のいいデータだけをピックアップして、

都合の悪いデータをシャットアウトするからです。

 

株などもトータルで見ればその会社はよくないのに、
たった一つの指標に注目して、それが良ければすべて良いように思う。

そういうことってよくあるでしょう?


トレードで勝つには、事実をありのままに見る、
つまり、物事を公平に、ニュートラルに見るということができなければなりません。

そのために私は物事のありのままを見る方法の現象学を勉強しましたし、
人間心理についても勉強を重ねてきました。


いつでも素の心で、欲を排除して、自分の都合よく考えない。
物事の真実の姿を見ること。

 

言うは易し行うは難しですが、常にその教訓を呪文のように繰り返していれば、
相場に騙されることは少なくなってきます。
少しずつ相場のありのままの姿が見られるようになってくるはずです。

 

 


同様に世間も、欲の目を排除して見れば、少しづつ真実が見えてくるでしょう。

 

たとえば政権公約なんて、甘い言葉しか書いていないでしょう?
なんで、あんな甘い言葉ばかり並べるのだろうかと思いませんか?
ちゃんと厳しいことをありのまま書くべきじゃないですか?


それは、ありのままのことを書いたら、だれも投票なんてしてくれない。

選挙で負けてしまうからです。負けてしまったら元も子もない。

だから、有権者には「夢」を見させてあげなければなりません。

 

甘い言葉を書いておけば、あとは勝手に有権者が己の欲眼鏡で、
都合よく解釈してくれるからです。

 

その人間の欲の習性を利用している政党もあくどいですが、
有権者がその甘い言葉を信じてしまうのは、一番の原因は自分の欲にあるということです。

 

しかし、ここが大切なことなんですが、

その甘い言葉にひっかかって「だまされた!」「裏切られた!」

といったら、負けなんですね。

 

それは「自分に物事を見る目がなかった」と、
周りに言いふらしているのと同じことなのですから。

そう思ったらぐっと言葉をかみしめて、今度はちゃんと真実の姿を見てやろうと

次の教訓・課題にすることです。


というわけで、
欲を排除して物事を見ることができるようになってくると、見えてくる世界が変わってきます。

それは酷い世界かもしれませんが、
少なくとも真実が見えれば、余計なことに惑わされずに回り道をしなくて済むようになるでしょう。



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| - | - | 11:09 | category: FX上達のヒント(コラム) |
# FX上達のヒント 私が相場から学んだこと その3

私が相場から学んだことの話を続けましょう。


何度も書いてはいますが、

 

すべての人間の行動原理は「自分が気持ちよくなりたい」に集約されます。

人間はエゴイストであるということを相場から教わりました。


むろん、人間の食欲、性欲、睡眠欲などの基本欲求は、

すべて自分が気持ちよくなりたいが為の純粋な欲求です。

 

それ以外の精神的な欲求も全部「自分が気持ちよくなりたいが為」に集約されます。

人間は、この欲求が満たされない=気持ちよくなれなければ、たちまち怒り出すのです。

 

たとえば、我々がオリンピックで、メダルを取った選手をたたえるのは、
タテマエを全部とっぱらえば、結局は応援していた自分が気持ちよくなれたからです。
だから、よくやったぞ!と熱狂的にたたえるのでしょう。

自分が気持ちよくなれたからこそ、選手をたたえるのです。

これは誰でも気持ちよくなれるケースです。

 

反対にメダルを取れなかった選手を叩くのは、自分が気持ちよくなれなかったからです。
だから、怒っているのですね。

その場合は、遠回しに実力が足りないとか、あのゲームはこう攻めるべきだったとか、
批評家のような言い回しで、その怒りを表現することでしょう。

 

でも、なんのことはない、
ただその人を通じて自分が気持ちよくなれなかったから不満なだけなのです。

 

一方で、メダルを取れなかった選手を素直にたたえることができる人もいます。
それは、それでも十分に気持ちよくなれたからです。

このタイプの人は、選手の勝ち負けよりも、
これまでの地道な努力や試合でのがんばる姿に美意識を見出しているのです。


まあ、最後のタイプの人が性格が良さそうに見えますね。
けれども、どれにしたって人間は、単純に自分が気持ちよくなれるかどうかを
物事を評価する判断基準にしているのです。

 

それは言い換えれば、とても残酷なことですが、
人間は自分を気持ちよくしてくれる人や物事にしか興味がないのです。

 

 

 

・・・しかし、そのことに気づいたあとは、
それを逆手に取って考えることで、最強の処世術を身に着けられます。

 

たとえば、異性にモテたいのならば、
その異性を気持ちよくさせればいいだけの話です。

 

異性が見ていて気持ちよくなれる外見、身だしなみ、言葉遣い、考え方、
それを身につければ、たちまちモテるようになるはずです。

 

就職を成功させたいのならば、
その面接官が見ていて気持ちよくなる外見、身だしなみ、言葉使い、考え方、
それを身につければいいのです。

 

小説家として成功したいのならば、
読者が読んでいて、気持ちよくなるストーリーを考えればいいのです。


反対に自分を気持ちよくしてくれない人やモノ。
そんなものには、誰も見向きもしてくれない、まったく価値がないのです。

 

だから、人に無視されたり、冷たくあしらわれたり、怒られたりしたのならば、
あなたがその人を気持ちよくすることができていないということです。

だからこそ、他人を気持ちよくさせようと思うことは大事なのです。

 

「自分は人を気持ちよくさせることができているか?」
「どうすればこの人を気持ちよくさせられるだろうか?」

 

それを念頭において常に考え続けていけば、
人間関係、仕事、なんでも上手くいくはずです。

 

 

 

さて、人間の共同体の社会でうまく生きていくには、

そういう考えでいいのですが、ところが捻くれた相場では、
そんな「気持ちよくなりたがっている人」がえらい目にあう困った世界です。


相場では、気持ちよいことはすべて損することで、
気持ち悪いことがすべて得をすることになっている。

 

このような逆さまの構造をしています。

 

大きく儲けたいと思う人は、よっぽど気持ちよくなりたいのでしょう。
だから、レバレッジを上げてリスクを取ります。
結果は痛い目を見ます。

 

損切ができない人は、気持ち悪いことはしたくない人です。
損切は、とても気持ち悪い行為です。だから、なかなかできません。
でもやらないと、痛い目を見ます。

 

ならば、これの逆をやればトレードは上手くいくはずです。
しかし、自分も人間だから、あくまで気持ちいいことしかできません。

だからわかっていても、欲に負けてレバレッジを上げるし、
わかっていても、生理的に気持ち悪い損切をすることができない。

 

そうじゃないですか?

 


そうであれば、考え方を少し変えましょう。

 

たとえば、苦しいダイエットをしているのに、

気持ちがいいと思うことがあるでしょう。

 

それは規則正しい生活ができたり、コツコツと体重が減っていく様に、
食欲以上の気持ち良さを感じるからです。

 

そう感じることができたら、ダイエットが大好きになるはずです。

普通なら気持ちいいと感じるポイントは、食欲にフォーカスされていますが、

フォーカスのポイントを禁欲にスライドできたということです。

 

おいしいものを腹一杯食べる快感 < 体重が減って美しいスタイルが手に入る快感

 

・・・というように、自分が快感を感じるポイントが変わっているのですね。

 

僧侶が欲を捨てることができるのは、欲を捨てる様が気持ちいいからです。
厳しい生活も、それにより自分が高潔な人間になれるのだとしたら、
気持ちがいいことに思えるはずです。
気持ちがよくなれば、厳しい修行も続けることはできるでしょう。

 

これらは、倒錯的な快感です。
いうなればストイックな気持ちよさというものです。

 

トレードもこの考えと同様に、規律を守ることに気持ちのよさを見出せるようになれば、
欲深いトレードはしなくなりますし、損をしても規律が守れていれば怒ることはありません。


怒らなければリベンジトレードみたいなこともやらないはずです。


繰り返しますが、人はどうころんでも、どんなに高尚なことを述べていても、
根底には単純なエゴイズムしかありません。

あくまで「自分が気持ちよくなりたい」というのが行動原理になっています。

 

それはこの私でも同じです。

人間である限り、いかなる時も気持ちよくなりたいと思い続け、
気持ちよくなれなければ、たちまち不満を述べる、愚痴を吐く、怒り出します。
そんな自己中な存在なのです。


しかし、本能で動く動物とは違って、幸いなことに人間は考えることができます。

 

どうすれば自分が気持ちよくなれるか、どんなことに気持ちよさを感じられるかは、
主観的なものであって、自分の考えで自由に変えられるのです。

 

相場では、儲ける気持ちよさより、規律を守る気持ちよさ、
その倒錯的な快感を知ることが勝つために必要なのです。

 

具体的には成績をエクセルでまとめながら、トレードの分析をしていき、
その行為が楽しくなってくれば、規律を守ることに快感を覚えている印です。

それができれば、捻くれた相場に適合したメンタリティを身に着けられるでしょう。

 

 

 

さて、私が相場から学んだ
「人は皆、気持ちよくなりたいと思っている」という真実は
とても役立ちました。

 

社会で上手く生きるには、自分より先に、まず彼らを気持ちよくさせればいい。
その最強の処世術を間接的に相場から教わったのです。

どんなときに自分が気持ちよくなれるかを考えて、それを他人に実行すればいいのです。


一方で、自分自身は、トレードと同様にストイックな行為ですらも、

気持ちよく思える感覚を身につけたい。

 

つまり、どんなことや、どんな人からも、
何らかの気持ちよさを見つけられる感受性を鍛えれば、
人生楽しくなれるし、また怒ることも少なくなるはずです。

 

怒るということは、自分が気持ちよくなれていないことの証です。
怒るのは、自分の心が未熟なのではないのです。
ただモノの見方が偏っていたり、狭いだけなのです。

 

オリンピックを勝ち負けの狭い範囲でしか見ていないのならば、
それはメダルが取れない選手を叩いて当たり前でしょう。

でも、その選手の努力や人柄まで感心できる感受性があれば、
メダルを取れなくてもその活躍を素直にたたえられるはずです。


どんなことからでも、気持ちよく思えることを見つけられるように、
フォーカスポイント(モノの見方の角度)を変えることができればいいのです。

 

モノの見方が変われば、気持ち悪いことも、気持ちよくなり得ます。
そうすれば怒りや不満は各段に少なくなり、楽に生きられるようになるはずです。



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