USD/JPYの相場状況ですが、8月に入って下落が加速しています。8月相場を考えていきます。
月足
月足は6月1日の記事で説明していますが、三角持合いを下に抜いてきたので、100円を目指す展開が続いています。特に今月は下げが加速しそうです。というのもボリンジャーバンドがすぼまっているところから大きくなってきているし、RSIも50%を明確に割っているからです。多くのロング保持者が投げ出していくのではないでしょうか。ファンダメンタルとしても利下げに踏み切ったということで、売られやすい状況にあると考えます。
週足
週足は乱高下で結局は急落しています。RSIの30%に触れるまであと少しは下落していきそうです。105円前半辺りでもみあうのでは?と考えています。今から売るのはやや遅い印象。とはいっても買えません。月足視点からしてみれば、もみあってからまた下落再開すると考えます。このままもみあいをせずに急落するパターンもあるでしょう。いずれにしても売り優位です。
日足
日足は直近はボリンジャーバンドの範囲でレンジでした。それを下側にブレイクしてきているので、ボリンジャーバンドの上下にフィボナッチを引いてみます。すると、161%の地点は105.30付近となります。今日明日はそこまで進みそうですが、そこからは下落が継続するかは疑問です。しばらくもみあうのではないでしょうか。
4時間足
4時間足は急落中です。こういう相場ではむやみに買うことはできません。しかし、売る方もそろそろ終点が近そうですから売りっぱなしにもできません。日足で触れた105円前半辺りで利食いを検討していきます。また売りたいのなら、リバウンドが来てもみあってから落ちてくるところを狙います。
まとめるとドル円は依然として下落が続いています。長期的には100円目指す展開にはなるでしょう。短期的には105円前半でもみあって、それからどうなるかですが、結局は年末に向けては下がっていくと考えます。
※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください