USD/JPYの動向ですが、もみ合いの相場が続いています。今朝方そろそろ下がりそうな気配がありました。
日足
日足は図の○で囲んだところのデッドクロスの影響が続いています。一旦下がりましたが、-2σ付近で粘って揺り戻しが起きました。現状は+2σ接点でまた下方向の揺り戻しが起こりやすい場面です。デッドクロスが起こると、たいていは初動は下落し、-2σ付近で一旦反発をして、また上がったところで売りがぶり返しやすくなります。この上の週足が上昇トレンドであれば、ここのチャートは売りではなく買いなのですが、月足も週足もレンジのようなもみあいですから、揺り戻しが起こりやすいと判断して、売りを検討していきます。
4時間足
4時間足のポイントを振り返ります。aの場面では茶色線が下向きから水平になり、ゴールデンクロスが起きました。aの前の場面では売り選択でよいのですが、a時点で売りは手仕舞いします。全体的には売り目線で良いのですが、aの状態になったら一旦吹き上がりがくるので、それが収まってから売り仕掛けをするのが得策です。a時点でドテンして買いに変えるのは、デイトレレベルでしたらよいでしょう。bの時点ではRSI70%に到達したので売り狙いはいいでしょう。しかし、なかなか下がらない時間が長くなり、cの場面で茶色線に支えられたところでb辺りからの売りは、やはり手仕舞いです。cからの買いは良いでしょう。現状は急騰した場面ですが、再びRSI70%に到達したので、買い手は手仕舞いし、また売り狙いという所です。
まとめると、USD/JPYは乱高下の相場です。最近は粘り強く展開していますが、今日あたりから崩れるのではと考えています。再び売り仕掛けでいきます。
※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください