二が月ほどブログをお休みしていましたが、今日から再開したいと思います。週2回くらいの予定で、現状のUSD/JPYのテクニカル解説をしていきます。コラムもたまに書いていきます。
この記事を書いているのは8月1日(水)の22時10分頃です。
ちょっと間が空いたので、USD/JPYの現状を月足から4時間足まで解説していきます。今年のUSD/JPYは大局的には停滞状態に入っていて、あまり大きく動いていない形なのですが、そろそろ大きな変動がありそうだと見ています。
月足
月足はまだレンジ相場の形です。ただ、aのポイントで一度下割れした影響がいまだ続いていて、ちょっと盛り返してはいるものの上値は重い状態が続いています。aで一度下に割っているため、また下に向けて大きく進み出す恐れがあります。MAがここから上向きになってくれば、状況は変わるのですが、現状はそうなっていないため上値は重そうだと見ます。
チャートの仕掛けどころとしては、aで割れたから売りはいいでしょう。その場合はまだ売りはキープですね。このチャートが5分足だと考えてみれば、まだロウソク6本で30分ほどしか経過していない状況だし、これ以上上がるのなら撤退という感じで、もう少し様子を見たい所です。今から仕掛けるのだとしたら、現状は状況があいまいなので少し垂れてきたら売る感じでしょうか。いずれにしてもまだ売り圧力が強い状態と考えます。
週足
週足は不安定なレンジ相場です。こういう相場ではRSIからの逆張りが優位です。高値で買うのは遅いといった状況。赤線の所がレジスタンスラインですから、このあたりにくると上値が重くなります。なぜ重くなるのかというと、このチャートの中央から左側では高値で買った人がずっと塩漬けになっているからですね。元のプライスに戻ってきてくれれば、彼らロング派はポジションを解消するでしょう(売る)。だから買いが少なくなり、重くなるということです。週足としても上値は重そうだと考えます。
日足
日足は不安定な上昇トレンドの形なのですが、次第に上値が重くなってきています。直近では陽線が出てるもののピンクの線が下向きになっているため、再上昇には疑問符がつくところです。ピンクの線が上向きになってきたら買いを検討したいのですが、現状からは買いにくいでしょう。では、売りかというと、まだMAがデッドクロスしていないので時期尚早という所です。そろそろ崩れそうな気配はあるのですが、もう少し様子を見てから売り選択でしょう。
4時間足
4時間足は、aのポイントでレンジブレイクが発生して上昇してきました。しかし、RSIの70%にタッチしたため、ここからさらに急騰は考えにくいところ。また上の足すべてが上値が重い状況なので、RSI70%からは次第に売りが強まっていくのではないかと考えることができます。ただ、今週金曜日が雇用統計ですから、そこまでは図のような展開で高値圏でしぶとく推移していきそうではあります。
まとめると、ここ最近のUSD/JPYは停滞状態が続いています。全体的には上値が重いままなのですが、大きく動く前のもみあい状態がいまだ続いていると考えています。デイトレレベルであれば、現状からは4時間足のRSIが壁になっていると考えて、1時間足以下では売り検討になりそうかなとは思います。
※チャート設定はアドバンスドホーミングFXに基きます。
(当ブログで紹介しているボリンジャーバンド等はこの教材独自の設定なのでご注意ください