「FX意識改革」ブログ

 2009年から専業トレーダーになる方法を真面目に解説しています。
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# FX意識改革126 レッスン3 「相場観と、相場観の鍛え方」
生徒「この前の講義は、トレーダーの習性についてでしたね。
   トレーダーは損得勘定をするものだから、
   彼らの習性を読んでトレードをすればいい。
   そのためのツールとして、チャートを使う。ということでしたよね?



講師「そうですね。今回はその話を掘り下げていきたいと思います」



●レッスン3「相場観と相場観の鍛え方」


講師「そもそもトレーダーというのは、何が目的で、
   そのために何をしているでしょうか?」



生徒「それは稼ぐことが目的ですよね」



講師「そうです、稼ぐことが目的ですよね。
   じゃあ、稼ぐためにはどうすればいいですか?」



生徒「トレードして、利ザヤ(キャピタルゲイン)を出すということですよね」



講師「具体的に利ザヤを出すには、どうすればいいですか?」



生徒「えーと、安く買って、高く売る?」



講師「その通りです。商売と同じですね。

   USD/JPYが商品だとすれば、その商品を安く仕入れて、誰かに高く売る。
   100円で買って、110円で売れば利益が出ます。
   FXはその逆でも利益を得られますね。高く売って、安く買うのも同じことです。
   110円で売って、100円で買えば、これもまた利益が出ます」



生徒「それがトレーダーの習性ということですか?」



講師「はい、本能と言い換えてもいいです。
   どんなトレーダーも絶対にその原理からは逃れられません」
 
   さて、ここで問題です。
   ここに100円から110円まで右肩上がりのUSD/JPYのチャートがあります。
   今は110円です。
   このチャートを見て、あなたはどうしたいと思いますか?」



生徒「上がっているから買いたいですね。でも・・・」



講師「でも?」



生徒「いまは高くなっているから、手を出せないです」



講師「そうですね。私もそう思います。じゃあどうしましょう?」



生徒「それは、安くなったら買いたいですね」



講師「では、どのくらい安くなったら、あなたは買いたいと思いますか?」



生徒「上がり幅が10円なんですよね。う〜ん、上がり幅の1、2割、
   1〜2円安くなるくらいじゃ、あまりお得感がないですよねえ」



講師「はい、私もそう思いますね。私はそのくらいじゃあ買いません。
   衣料品店のセールとかでも10%オフ、
   20%オフじゃあ大したことはないですからね」



生徒「でも、半額まで落ちるところまでいくかなぁ。
   もしそこまで下がったらすぐに買われてしまいそうだ」



講師「まあ、そんなところですね。
   私もそう思いますし、やはり大多数の人もそう思うでしょう。

   元が上がっている「買いたい」状態なら、
   だいたい4割引くらいが値下がりの限度で、そこでどっと買われます。

   ちなみに、この大衆の相場観を計るために、
   フィボナッチ・リトレースメントというテクニカル指標があります。
   それを値上がりが始まった100円から、
   現在の高値の110円まで引いてみると、61%の地点にラインが引かれます。
   106円前半くらいですね。
   このあたりで買い手がつくということがイメージできるのです」



生徒「私もフィボナッチは知っていましたが、
   あれを使うのはそういうわけだったんですか?
   あれはなんかオカルトや占いみたいなテクニカルだと思ってました」



講師「『このくらいに安くなったら買いたい』という
   大衆心理を計る物差しだと考えてみるといいですね。
   けっこう便利な代物ですよ」



生徒「つまりは、現在の値段から4割引になったときが買い時である、
   ということですか?」



講師「まあそうなることが多いですが、現在の状況を加味して考えてください。
   上昇気配が非常に強いときは、それだけ人気が高いというわけですから、
   4割引きまでいかずに、2割引くらいでも買い手がつくでしょう。
   
   たとえば欲しいと思っていた新発売の車があるとします。
   すでに前人気が非常に高くて、あなたの周りの人も買いたいといっている。
   そんな車が、突然スペシャル販売デーとしてその日だけ、
   2割引で販売されるとしたらどうします?」



生徒「それは絶対その日に買いますよ!」



講師「そうですよね。その商品が魅力的であればあるほど、
   客は少しの割引額でも買いたいと思うはずです。
   逆にたいして魅力がないのならば、もっと割引しないと客は動きません。
   スーパーの売れ残りの萎びたお惣菜なんて、
   50%オフでもろくに買い手がつかないでしょう?」



生徒「なんだかオークションと逆の考え方ですね。
   よくある絵画のオークションは、
   一番値を高くつけた人が落札するじゃないですか。
   為替はなんだかその反対ですよね」



講師「それはいいたとえですね。こんなシーンをイメージしてみるといいでしょう。

   たとえば10個同じ絵があったとして、スタートは100万円だとしましょう。
   あなたはそれを絶対買いたいと思う。
   買うのは前提だが幸いなことに絵は10個ある。
   すぐには売り切れない。だから、当然ながらなるべく安値で買いたいと思う。
   
   さて、司会が1万円刻みで値段を下げていく。
   90万円まで下がったところで2個売れる。
   80万円まで下がったところで計5個売れる。
   そして70万までくると計7個売れた。残りは3個しかない。
   そうなると、もうあまり値下がりは待てないですよね。
   あと数万下がったら売り切れてしまうでしょう。
   となると、60万円半ばくらいで買わないと買い逃してしまいます。

   というように粘り強く待てば待つほど、
   自然と一番良い買い時が見えてくるのです。
   すぐにでも買いたいという気持ちを我慢して
   様子を見ていた人にはご褒美があるのですよ」



生徒「つまり、そういう考えで為替相場をいつも見ていれば、買い時や売り時、
   つまりは『相場観』なるものが身に付くということですか?」



講師「その通りです。でも、先ほどいったように状況を加味してください。
   その商品が魅力的であればあるほど、たいした値下がりは期待できませんから」



生徒「でも、その商品が魅力的かどうかって、
   どうやって判断すればいいのでしょうか?
   ニュースや指標で判断するんですか?」



講師「前回いったように、ニュースは発信元の憶測でしかありません。
   ぶっちゃけるとニュースの真贋なんて、どうでもいいんです。
   実際にそれを受け取っている人、
   つまりトレーダーがどう思っているのか? そちらが大事なのです」



生徒「トレーダーの大多数が何を思っているか? 
   それをよく考えろということですよね」



講師「はい、話をまとめましょう。

  『相場観』とは、トレーダー全員の値ごろ感をつかむことです。


  『相場観』を身に着けるには、

   ひとつ、現在の通貨の魅力を推し量ること。
  
   ふたつ、それが何割引になったときに買い手が最も多く出るのかを考えること。
       (売りから入るときはこの逆)

   ということです。これがトレードで勝つための本質です。
   蓋を開けて見れば馬鹿馬鹿しいほど簡単なことでしょう?」



生徒「なるほど、いままで私は経済動向の分析や為替ニュースのチェックとか、
   ベクトルの違う方向の努力をしていたみたいです。
   シンプルに考えれば、なんだか相場が読めるような気がしてきました!」

   ところでトレーダーがその通貨を魅力的に思っているかどうかって、
   一体どうすればわかるのですか?」



講師「それはトレーダーのオーダー状況を見ればわかりますよ」



生徒「えっ、オーダー状況ですか?」



講師「あとは、たとえば現在のドルが魅力的な商品かどうかは、
   他のユーロやポンドと比べてみればいいでしょう。
   では次回では、そのあたりの話を詳しくしましょうか」



生徒「なんだか面白そうな話ですね。次回もよろしくお願いします!」


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