「FX意識改革」ブログ

 2009年から専業トレーダーになる方法を真面目に解説しています。
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# FX上達のヒント 怒らないでトレードするための秘訣

これはトレード中に損切などで怒ることが多くて、
冷静なトレードが続けられない方へのアドバイスです。

 

まず、大前提として。

人間は、なにかができると嬉しくなり、反対になにかができないと怒ります。


「できる!できた!」→楽しい、うれしい、上機嫌

「できない!うまくいかない!」→腹立たしい、くやしい、頭にくる

このような単純なアクションを見せます。

 

一番わかりやすいのは、自分の体でしょう。

 

自分の体は頭で考えたように自由に動きます。
動かせること、それができることが当たり前です。
しかし、いずれ動かなくなる時が来ます。

 

病気やケガをした人は不機嫌にならざるをえません。
いままで自分の思い通りに体を動かすことができていたのに、
病気やケガでそれができなくなったら、腹立たしくなるものです。

病人が怒りっぽく不機嫌に見えるのは、誰かに対して怒っているわけではなく、
うまく動かない自分の体に怒っている、不甲斐ない自分に対して怒っているのですね。


人間は、自分の体を操るように、頭の中ではなんでもできると思ってます。
ところが、世の中は簡単にできるものばかりではありません。

 

たとえば仕事は簡単にできるものではありません。
できなかった人は、腹立たしくなって、もうやりたくなくなります。
うまくいかなければ、くさって怒る、不機嫌になる。

 

なんでもうまくできると思っていれば、それは当たり前のことです。

しかし、いつも怒りで不機嫌になっていては人生だいなしです。
怒らないためには、2つの方法があります。

 


ひとつは「成功体験」を積み重ねることです。

 

人生を真っ直ぐに進むには、成功体験の積み重ねが必要になってきます。

小さな成功体験をコツコツと積み重ねること。

 

これは答えの決まっている勉強などは、比較的成功体験を味わいやすいものです。
努力の費用対効果があるとしたら、勉強は高い分野であるでしょう。
努力すれば、比較的簡単にできるようになります。

 

しかし、学校を出て、仕事はどうでしょうか?
仕事ではいろいろな不条理なことがあり、必ずしも努力が報われるとは限りません。
努力の費用対効果はとたんに悪くなります。

 

世の中を見渡してみれば、人生において成功体験を積み重ねている人は一握りでしょう。
むしろ、いろいろなことが上手くいかずに不満を持っている人の方が多数派であると思います。
人はそれだけ「成功体験」に飢えているともいえるのです。

 

 

ここで話は飛びますが、ほとんどのビジネスは、
人間の「成功体験願望」を叶える仕組を取り入れています。

 

たとえば、ゲーム産業です。

 

昨今、テレビでスマホゲームのCMを見ない日はありません。
それだけ儲かっているということでしょう。

 

老若男女誰でもスマホゲームをやっていますが、
ゲームというのは、非常によくできた成功体験体現ツールだと私は思っています。

たいていのゲームは、努力をすれば、必ず上手くなります。

 

RPGゲームなら、敵を倒していけば、必ずレベルアップをして強くなります。

ゲームのルールは理路整然としていて、要所要所で、成功体験を味わせてくれます。
不条理なことや正直者が馬鹿を見ることはなく、
必ず努力が叶えられる瞬間が用意されているのです。

 

それにゲームには、一種のセラピー効果もあるでしょう。
仕事や人間関係を含める人生は、上手くいかない、思い通りにいかないのが当たり前です。

 

でも、ゲームはこれくらいの努力をすれば強くなれるよ。
というのを明確に数値で見せてくれます。

経験値をこれだけ積めば次のレベルに行ける。
強くなって、成功体験を味わえる→嬉しい、楽しい、もっとやる。

この成功体験が強力な精神安定剤の代わりになるのでしょう。

 

だから、疑似成功体験を味あわせてくれるスマホゲームに

誰もがのめり込むのは自然なことだと思います。

不景気になっても、人間の願望である成功体験をまるでファストフード感覚で、
手軽に味あわせてくれるゲーム産業は廃れないでしょうね。

 

 

それで、話を戻して、
上手くいかなかった時に怒らないで済む、もう一つの方法。

 

それは「世の中、自分の思い通りにいかないことが、デフォルトである」と思うことです。

これは平たくいえば「諦める」「受け入れる」ということです。

 

人間はなんでもできない。限界があるのは当たり前。
もともと上手くいかないのがデフォルトなんだ、と思えば、怒ることは少なくなります。

 

この「諦める」「受け入れる」というのも精神安定剤になります。
がんばらなくていい、程よい加減でやればいい、と「楽」を人に勧めて、精神を穏やかにさせる。
これは仏教をはじめとした宗教の役目になっているでしょう。
自分の身の丈、限界を知るのも大切なことです。

 

 

それで、ここからがトレードの話なのですが、
トレードのメンタルを安定させるためには、
この2つの方法をバランス良く取り入れたいものです。

 

大前提として、努力は大事です。努力しないと成功はありません。

毎日1pipsでも稼いで「自分はトレードができるんだ」

という成功体験を積み重ねていくことは大事です。

 

最初は勝つことよりも、100回、1000回と続けることを目標にしてみてください。

その体験の継続によって、トレードに自信を持てるようになる、
自分はトレードができるんだ!と思えるようになります。


しかし、人生と同様にトレードにも
努力しても報われないこともある、どうにもならないことも多々あるのです。

 

絶対上がると思ってエントリーした途端に
逆進するなんていう不条理は相場では日常茶飯事なのです。

 

最善は尽くす。

でも、最善を尽くしてなお上手くいかないことが、トレードのデフォルトである。
都合のいい期待は絶対にしないということです。


このようにトレードの心構えを二段構えにしておくと、
怒らずに冷静にトレードできるようになります。

 

そもそもトレードで怒る人というのは、

心の奥底で「なんでも自分の思い通りになる」と思っているのですね。
頭で念じれば、手足のように体が動くことと同列にトレードを考えている。
それでは、トレードをやる度に怒るようになってしまいます。
怒っていたら冷静な判断はできなくなります。

トレーダーの道からは、たちまちドロップアウトです。

 

 

余談ですが、トレーダーのメンタルは、
麻雀のプレイヤーのメンタルによく似ていると思いますね。

 

麻雀は上がるために手を作ります。プレイヤーはみなそのために考えて努力をします。

素人は毎回絶対に上がりたいと思い、上がれなかったら不機嫌になる。
勝負手を他人に1000点の上がりで潰されようものなら、たちまち怒るでしょう。

 

しかし、玄人は、たとえ大三元のテンパイを他人に1000点で蹴られても、
別になんとも思わないものです。

 

そもそも麻雀もゼロサムゲームなのだから、相手がいる限り、
自分の思い通りにはならないというのは、わかっている。

でも、努力を継続していれば、長期でそれは成績に反映されてくる。
だから、いちいち自分の思い通りにいかなくても、玄人は怒らないのです。

 

玄人が怒るとしたら、相手に対してではなく、
最善の努力を怠った自分に対してに限るでしょう。
最善の努力をして手を作った結果、相手が上がったのなら、

それは負けても満足というものです。

その努力を長くやっていればトータルでは勝てることはわかっているのですから。

 

トレードもそのようなメンタルでやっていれば、怒ることはなくなってきます。

 



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| - | - | 15:06 | category: FX上達のヒント(コラム) |
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