「FX意識改革」ブログ

 2009年からFXのトレードについて真面目に解説しています。
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# ドル円のGW明けの値動きを考える

 

GW後のドル円の値動きを考えていきます。

 

前回4月上旬に書いた記事です。ドル円のGWごろまでの値動きを考える 

 

想定通り週足レベルでは小動きでしたが、GW前にやや値動きはありました。

 

週足

 

週足はボリンジャーバンドの中心で小動きです。

前回書いたようにだんだんと値幅が狭くなっていますから、

週足レベルでは仕掛けにくいところです。

また動き出すのを待ちたいところですね。

 

このような小動き相場のときに考えたい戦略は、

「ディップを拾う」という戦略です。

ディップとは価格が軽く落ちる値動きのことです。

 

なぜ、ディップが起るのかということを説明すると、

なかなか上がらないので、買い側が痺れを切らして、

いったんポジションを外す(売る)、から落ちます。

 

市場が煮詰まったり、

まあ今でいうと銀行破綻が少しテーマになってはいますから、

心理的にはディップが起きやすい状態であるとは思います。

 

週足のチャートでは、ボリンジャーバンドー2σ付近まで落ちる

可能性があるので、ストンと落ちたら買っておきたいところです。

125円くらいまで落ちるようなことがあれば買いたいです。

 

それで、瞬間的に落ちたときに、なぜ買われやすいか?

というのは、いままで高値で値が固定されていたから、

安くなったら、買い手が現れるということです。

「高いなぁ」と思っていた品がバーゲンセールで安くなったから

買いが集まるわけで、また急上昇しやすいのですね。

 

だから、ディップのような値動きが起ったときにやってはいけないのは

底値で売るということです。

デイトレードレベルで売るのならいいのですけれども、

売ったまま放置しておくと、値動きが反転したときに

あれよあれよと上がっていって取り残されてしまいます。

120円後半では売りは怖いですね。

 

日足

 

日足は煮詰まったところから、ブレイクを感じさせるaの陽線が出ました。

aの陽線は直近のロウソクと比べてもサイズが大きいので、

影響力が大きい陽線です。

 

なので一時的に買いが集まってはきます。

ボリンジャーバンドもすぼまったあとに瞬間的に広がり、

ボリンジャーバンド+2σの外側に出ている間は、

勢いがありますから売れません。

 

ブレイクを信じて買うのなら、a後に+2σの線に乗ること根拠とします。

しかし、長続きせずにbで陰線が出た後、

cのロウソクがボリンジャーバンドの中に戻ってきてしまいました。

 

aでブレイク期待で入った買いのトレーダーは、

様子見しながら買っていくわけですから、この時点で

これはダメだなとポジションを一斉に外します。

 

もともと本腰を入れて買おうとは思わず、

試しで買おうとうする日和見ばかりなのですから、

様子が怪しくなれば、一斉に逃げ出します。

そのタイミングで買っていたら損切して逃げるだけです。

 

だからまたストンと落ちてくるわけです。

ただ、現状は移動平均線やトレンドライン接点なので、

ここを根拠に短期買いもあります。

 

しかし、このトレンドラインは弱いものです。

移動平均線もまだ上方向に傾いてはいません。

買いの勢いは強くはないです。

移動平均線からこぼれ落ちたら、ボリンジャーバンドー2σの130円

くらいまでまた落ちてきます。

 

日足としては130円から買いたいなとは思うのですが、

週足レベルで見るともう少し押される可能性もあり

長期で考えたら買いは夏場以降でもいいのかなと思います。

 

概ね春先に考えた展開で進んでいるので、

長期の簡単な戦略としては、120円後半くらいで買い検討。

 

短期では急落してきたらデイで130円付近まで売るのはよさそうですが、

その価格帯にきたときに売ると危ないので注意です。

 

 

こうしたトレーダー心理から相場の展開を考える方法は

「トレードの本質」にまとめてあります。

市場の本質は「売り、買い、様子見」の3すくみの構造です。

その本質を常に見ていくことで展開がわかりやすくなります。

 

相場の展開がわかるようになったら、

あとはロットの調整(リスク管理)をすることで、

利益が上がるようになります。

 

相場の展開がある程度、わかっても、

それは正答率100%ではないのですから

ハイレバレッジで一発勝負では、資金はすぐなくなります。

 

相場の展開の読み+リスク管理=利益

相場の展開の読み−リスク管理=破産

 

の図式ですから、そこは気を付けたいです。

リスク管理の具体的なテクニックについては

複利運用マニュアル にまとめてあります。

 

こちらのサイトでも販売しています。

 

| - | - | 19:50 | category: テクニカル解説 |
# ドル円のGWごろまでの値動きを考える

久しぶりにドル円の展望を書きます。

 

概ね前回2月に書いた記事通りでした。→ドル円の今後の値動きを考える 

正月明けは乱高下でしたが、そのあとは運よく

想定内の値動きが続いているので、私も楽が出来ています。

130円は割れずに130円前半でウロウロしています。

 

週足

 

ドル円の週足です。

 

前回解説したZパターンは、aの時点で青の移動平均線に遮られて終えています。

このチャートは、まるで囲んだところで移動平均線がクロスしました。

私は移動平均線がクロスすると、トレンドが変わると判断しています。

そのあとは揺り戻しの乱高下になるのですが、

aの地点で青の移動平均線が蓋になりましたね。

そこからはボリンジャーバンド抜けられていないし、

青の移動平均線が水平に推移していますから、

レンジ相場に移行したと判断しています。

 

レンジ相場に移行すると、だんだんボリンジャーバンドはすぼまっていき、

次のブレイクまでの力をためていく段階になります。

前回も書きましたが、夏場まで小動きになるのでは?と想定したのは、

そのような分析からです。

このあたりのテクニカルを使う方法は、

アドバンスド・ホーミングFXで書いています。

 

 

 

続いて日足です。

 

日足も週足と同じような形です。やはり移動平均線がクロス後は、

レンジになっています。このあとバンドの±2σラインが、赤線のように

収斂形になっていき、さらに小動きになりそうです。

 

今の形は、アドバンスド・ホーミングFXでいうところの手法1です。

両方レンジ相場です。日足は青の移動平均線に位置していますから、

つまりレンジのど真ん中です。

日足レベルではここから買うのも売るのも

フィフティーフィフティーで優位性がありません。

 

なので日足から仕掛けるとしたら、

何かの拍子で、日足の+2σにきたら売る、あるいは−2σにきたら買う。

そして少しの反発で利食いするといった、レンジトレードの戦術になります。

 

小動きが好きな人は、逆張り狙いでちょこちょこ取れる形ですが、

トレンドフォロワーにとっては、パスすべき相場です。

 

しばらく130円台前半をウロウロするのが続いて、

あがっても135円程度かなと思います。そしてそこまで上がるようなら

買うのではなくて、短期で売るべきでしょう。

 

あくまで私のトレードプランですからご参考程度に。

 

なににせよ小動き中は、小さな利ザヤを稼ぐか、

あるいは休んで様子見が一番です。

 

いま解説したのはスイングトレードレベルの話ですが、

デイトレードレベルでは、日足が安定していますから、波乱が少ない。

だからレンジを取るようなトレードが優位でしょう。

短期の時間足などでトレンドが出ても欲張りはせずに、

利益が出たらしっかり、利食いで終えることです。

 

 

■インフォカート

アドバンスド・ホーミングFX

 

■FX TRADE MASTER BOOK(内容はインフォカートと同様)

FX TRADE MASTER BOOK / 千草明のアドバンスド・ホーミングFX

 

| - | - | 20:29 | category: テクニカル解説 |
# ドル円の今後の値動きを考える

 

ドル円の現在の展望を久しぶりに書きます。

 

前回

日銀金融政策発表がドル円のターニングポイント |

 

という記事を書きました。

 

で、1か月くらいたってどうなったかというと、まあ概ねそうなりました。

 

週足から見ていきます。

 

■USD/JPY 週足

 

前にこちらでZパターンの解説を動画で行いましたが

 

今のドル円の週足もそのパターンです。

 

介入のような大変動の時に覚えておきたいチャートパターン 

 

急騰が起る→急落が起る→急落分の半値を戻す

 

たらいの水を、たらいを動かすとざぶんざぶんと最初は大きく動きますが、

 

時間が経つと収まってきます。

 

最初は上がり下がりが大きい。それがだんだん落ち着いてくる。

 

相場もそういうものです。

 

で、いまは急落の揺り戻しがまだ続いていますね。

 

140円くらいまでは戻る可能性がありますが、そのあとは小刻みなレンジになりそうです。

 

 

アドバンスド・ホーミングFXによる解説をすると、

 

これはトレンド転換のシーンで、MAがクロスをする。すると乱高下が起きる。

 

乱高下中に優位な手法は、

 

・ボリンジャーバンドからの逆張り(ややリスクあり)

 

 

・MA10に乗ってからロング(安全度は高いが取れる値幅は少なめ)

 

 

1月18日の大規模な緩和政策を維持することを決めた

 

日銀の政策発表時は、ボリンジャーバンド-2σ接点でしたので、

 

そこからの反発が狙えたということで、そう解説しました。

 

いまはMA10に乗るかどうかの節目です。

 

MA10が上に向き出すと、このチャート吹き上がります。

 

 

しかし、この週足のチャートは、

 

+2σの150円付近まで急騰していくケースよりかは、

 

MA30の140円くらいで失速してレンジになっていくと思います。

 

なので、下から買っているのなら次の吹き上がりで利食いが無難。

 

そしてもしそうなったら140円の高値からは買うのはやめておきたい。

 

 

個人的な見立てでは、このチャートは140円まで上がったら、

 

そこからは長い間停滞しそうです。

 

このあとボリンジャーバンドがすぼまっていき煮詰まっていかないと動き出しにくいです。

 

となると夏場頃まで140円付近での停滞が考えられます。

 

 

 

■USD/JPY 日足

 

1月18日の日銀の政策発表から下げ止まりとなっています。

 

トレンドラインも引けるわけで、週足でZフォーメーションを形成中ということです。

 

MA10に乗って強い陽線が出てゴールデンクロスになりましたが、

 

+2σの壁に阻まれています。+2σから短期で売りは良いのですが、

 

一週間前ならそれでいいですが、今は下げ渋ってジリ上がりになってきたので、

 

もうそのタイミングでもないかなと思います。

 

+2σを超えだすと数日間ブレイクはありえますが、140円付近までかなと思っています。

 

 

130円くらいから買っているならまだ利益を粘りたいとこですが、

 

このチャート再度130円割れると一転して急落もありえます。

 

上のトレンドラインが崩れて、-2σからこぼれだすとまた違う展開になります。

 

現在はそうはなっていないので、そうはなってない間は買いで追っていくという判断です。

 

以上長期的な個人的な見解ですので、ご参考程度にしてください。

 

 

こうしたチャートの動きというのは、分足でも同じなんです。

 

分足でもこのようなチャートのときは、以上のように考えるのがいいでしょう。

 

今日言いたいことは、

 

ピークを過ぎて逆方向にMAがクロスしたら、

 

しばらくボリンジャーバンド2σ間で乱高下になり

 

そのあとはレンジになりやすい。

 

ということです。ドル円は150円がピークでしたが、今の週足はそんな値動きです。

 

 

こうしたテクニカル分析のテクニックをまとめたものが、

 

「アドバンスドホーミングFX」なのですが

 

最近またどなたかが取り上げて頂いたみたいでまたぽつぽつと本数が出ていました。

 

テクニカルの活用法などご参考にして頂ければと思います。

 

相場がこういう状態のときに、どこから仕掛けるのが優位なのか?

 

そういうことがわかると思います。

 

ボリンジャーバンドの設定は通常ではなく独自の設定です。

 

セールスレターは10年くらい前に書いたものなので

 

現在とギャップがあるかもしれませんが、そのままにしてます。

 

ご参考にしてください。

 

 

■インフォカート

アドバンスド・ホーミングFX

 

■FX TRADE MASTER BOOK(内容はインフォカートと同様)

FX TRADE MASTER BOOK / 千草明のアドバンスド・ホーミングFX

 

 

| - | - | 14:03 | category: テクニカル解説 |
# 日銀金融政策発表がドル円のターニングポイント

ドル円の為替相場、さきほどの日銀金融政策発表でまた風向きが変わりました。

 

ターニングポイントになりそうなイベントです。

 

週明けからレンジが続いていましたが、

 

日銀の金融政策発表が据え置きとなったところで反転上昇。

 

また130円台に復帰しています。

 

先週は130円割れでロングを振り落とされてしまったのですが、

 

130円に復帰したので、仕方ないですね。また買い側に回っています。

 

130円台に乗ったら買いに側で行く方針です。

 

 

 

茶色線(ボリンジャーバンド2σ)

黄色線(移動平均線10)

青線(移動平均線30)

 

月足は十字線で踏みとどまっています。

厳密には移動平均線20で支えられて止まった感があります。

 

 

週足は先ほどの日銀の金融政策発表で陽線が出ました。

 

まだ確定はしていないですが、ボリンジャーバンド-2σに支えられた感はあります。

 

これは、アドバンスホーミングFXでは手法bのリバーサル(折り返し)のパターンでもあります。

 

MA10を抜くとまた上に急騰しやすくなります。

 

これも動画で解説したZを描くパターンになりつつあります。

 

 

今日は日銀の発表でどう転ぶかわからないところがありましたが、

 

130円に復帰したところで、前回記事のトレードプランからは変更し、

 

しばらく買いに変えていきます。

 

 

| - | - | 12:57 | category: テクニカル解説 |
# 急変動になった為替相場を警戒したい

 

年末からの為替相場、乱高下が続いています。

 

昨年末から130円台は買い側から入っていく方針でやってはいたのですが、

 

132円から一気に130円を割って急落したところで、

 

スイングのポジションを整理してプランを練り直すことにしました。

 

昨日まで粘っていたのですが、どうも買いが続かなかったですね。

 

 

今は月足規模で動いているので、今後も乱高下は必定でしよう。

 

 

ドル円の月足。黄色の線がMA10で、青の線がMA30です。

 

茶色の線がボリンジャーバンド2σです。

 

今月初めからMA10の下に出てしまい、叩かれているので上値は重くなりました。

 

抜けてくれれば逆に上値は軽くなったところではありますが。

 

今後はMA30が走っている120円のラインが目安になるでしょう。

 

基本的には今まで上がっていたわけなので、落ちた所では買いたいので、

 

急落でそこまで落ちたらまた買いを入れていきます。

 

スイングとしてはまずは120円からの押し目を狙う。

 

デイトレとしては日足の陰線が出ている間は売り狙いでいこうと思います。

 

120円を割れるような相場になると、さらに大きい急落が来てしまうので、

 

その可能性も排除できませんが、急落しても一度は120.00では買おうと考えています。

 

あくまで個人的なトレードプランですが。

 

デイトレでやるときは、アドバンスドホーミングFXなどで書いているように

 

流れに乗れたら1分足や5分足のMA10と30がクロスして逆行するまでは、

 

引っ張ったほうが利益は上乗せできそうです。

 

乱高下相場というのは、ジリジリ上がるor下がるトレンド相場よりも

 

急激に相場が進みます。値動きは急落か、急騰かという状態なので、

 

一方方向に走り出したら止まらずに進んでしまいやすい。

 

なのでその時に流れに乗れていたら利益を粘りたいものです。

 

 

 

| - | - | 16:08 | category: テクニカル解説 |
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